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「コミュニケーション」が苦手でも大丈夫。紳助さんに学ぶ強みの補完術

こんにちは。1人サロン集客の先生、ギャラップ社認定ストレングスファインダーコーチの加藤ヒロキです。

改めて、ストレングスファインダーとは、Gallup社が開発した自分の強みをみつけだす自己分析ツール。質問に答えていくと、自分の「強み」が出てきて、それがもう驚くほど「あ、これ、私じゃん!」ってなるんです。まるで、自分専用の「取扱説明書」を手に入れた感覚。

そして、自分の強みを知ることで、今まで「これって弱みかも…」と悩んでいたことが実は最大の武器になるってわかるんですよ。これって、すごいと思いませんか?

さて、そんなストレングスファインダーでよくある誤解。「私、ストレングスファインダーでコミュニケーションが低いって出たんですよ」と伝えると、相手から「ああ、だから話すの苦手なんだね」と勝手に診断されてしまう。

えっ?それってちょっと待って!私、話せないってこと?そんな風に一言で片付けられて、思わず「いやいや、そうじゃない!」って言いたくなる瞬間、これストレングスファインダーあるあるなんです。

実は、私自身がそんな誤解をよく受けます。私のストレングスファインダーの「コミュニケーション」の資質は26位。決して高くはないですし、むしろ下位に属しています。

ところが、私がこの結果を伝えると、周りの人から必ずと言っていいほどこう言われるんです。「えっ、加藤さん、コミュニケーションもっと上位だと思ってました!」と驚かれるんですよね。

そもそも、私は普段から話すことが苦手なわけではありません。普通におしゃべりも楽しいですし、友人や同僚との会話も大好きです。ただ、知らない人と大勢で話すシチュエーションは少し苦手だったりします。

皆さんにもそんな場面、ありませんか?でも、話すこと自体や人とのコミュニケーションが苦手かと言われたら、全然そんなことはないんです。ここで感じるのは、「コミュニケーション資質が低い=話が下手」という誤解が生まれているということ。

コミュニケーション資質の誤解はどう生まれるのか?

私の場合、この誤解は私の上位資質に秘密があります。実は、私の上位の資質には親密性共感性が入っています。この2つが、私のコミュニケーションスタイルを大きく支えているんですね。

  • 親密性:これは少人数での深い関係性を大切にする資質。相手との信頼関係をベースに、じっくりと関係を築いていくのが得意です。

  • 共感性:相手の感情に寄り添う力。相手が何を感じているか、どんな気持ちでいるかを察して、その気持ちに寄り添いながらコミュニケーションを取ります。

この2つの資質があるおかげで、私の場合、たとえ「コミュニケーション」資質が低くても、実際の対話や人とのやり取りがスムーズにできているように見えるんです。つまり、コミュニケーション資質が低いにもかかわらず、他の強みでうまくカバーできているということなんですね。

「コミュニケーション」の資質って、そもそも何?

さて、ストレングスファインダーでいう「コミュニケーション」とは何か。これ、実はただの「おしゃべり上手」って意味じゃないんです。相手に自分のアイデアや思いを効果的に伝える力があるかどうか、がポイント。

例えば、ストーリーテリングが得意だったり、複雑なアイデアを誰でもわかるように噛み砕いて説明できるとかね。なんかこう、映画やドラマを見て「なるほど!」と唸らせるような語り口がある人、いますよね。そんな感じです。

この「相手に伝える力」として、私が思い浮かべるのは、もう引退されてしまいましたが、芸能人の島田紳助さんです。彼は、非常に高い「話術」を持っていて、視聴者を引きつける力に長けています。

特に、彼の話すエピソードは、まるで目の前にその光景が広がるように生き生きとしていて、視聴者を魅了するのです。私は彼を見て、「この人はコミュニケーション資質がとても高いのでは?」と思っていました。

しかし、実際に彼がストレングスファインダーを受けているかはわかりませんし、もしかしたら「コミュニケーション」資質が高くない可能性もあります。

ちなみに、彼が情報収集に熱心で、何事も徹底的に調べる「研究者肌」だという話は有名な話。仮に、彼が「コミュニケーション」が低かったとしても、もしかすると「収集心」という資質が上位にあり、その力を使って情報を集め、準備をしっかり整えた上で話術を発揮しているのかもしれません。他の資質がコミュニケーションを補完している可能性は十分に考えられます。

このように、資質は互いに補完し合うものです。たとえ一つの資質が低くても、他の資質をうまく使えば、その資質をカバーして大きな強みとして発揮することができるのです。島田紳助さんのように、「収集心」で準備を整え、結果として素晴らしい話術を発揮できるのは、その一例だと言えるでしょう。

誤解その1:話し上手じゃないとダメ?

で、よくある誤解がこれ。「コミュニケーションが低い?じゃあこの人、話すの苦手なんだな」と思われがち。これはもう完全に誤解です。「話すのが苦手」とか「口下手」とか、そんな単純なことじゃないんです。

コミュニケーション資質が低い=話し下手、じゃありません。むしろ、話す力とは無関係。改めて、私はコミュニケーション資質が低いって出たけど、お客様や友達と普通に楽しくおしゃべりします。その場のノリに乗って話すのは得意なほうかと。

でも、「コミュニケーション」が高い人と比べると、特にビジネスシーンで「この話、相手にどう響くかな?」とか「どうやって分かりやすく説明しようかな?」といった、メッセージを工夫する力がちょっと弱いかもしれない、ってだけなんです。簡単に言うと、「話す」のと「伝える」のは違う、ってことです。

誤解その2:人付き合いが苦手なわけではない

これもよくある誤解。「コミュニケーション資質が低いと、人付き合いが苦手なんだね」とか言われることが多い。でも、おいおい、ちょっと待って、という話ですよね。

私の友人に、コミュニケーションが低いけど超おしゃべりな人がいますし、逆に高いけど寡黙な人もいます。だから、資質が低い=人付き合いが悪いとか、うまく会話できないっていうのは全然違います。

私のように、「親密性」や「共感性」が高い人は、深く、質の高い関係を築くのが得意だったりするので、コミュニケーションが低くても友達とのおしゃべりや人間関係をしっかり楽しむことができるんです。

まとめ:資質は互いに補い合うもの

ストレングスファインダーの「コミュニケーション」資質は、単に「話し上手」や「おしゃべりが得意」といったイメージだけではありません。実際には、相手にメッセージをどう伝えるかが重要なポイントです。だからこそ、コミュニケーション資質が低いからといって、その人が話すのが下手だったり、人付き合いが苦手というわけではないんです。

私自身も「コミュニケーション」資質が26位ですが、「親密性」や「共感性」といった他の資質がその弱点をカバーしてくれているおかげで、日常的なコミュニケーションには何ら問題を感じていません。同じように、他の資質で補完することで、低い資質が気にならなくなるケースは多いです。

そして、島田紳助さんの例でもお話ししたように、仮にコミュニケーション資質が低くても、「収集心」などの別の資質を活かして準備を整え、その結果、素晴らしい話術を発揮できることもあります。これは、ストレングスファインダーの魅力でもある「資質の補完性」を示しています。

最後にお伝えしたいのは、ストレングスファインダーの結果は、そのまま自分の可能性を制限するものではないということです。資質は互いに補い合い、組み合わせ次第でさらに大きな強みを発揮することができる

これを理解して、自分の持つ強みをどう活かすかを考えることで、もっとあなたは自分らしく生きれますし、働けますよ、というお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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