どこまでも人生の延長線
真っ新に生まれ変わって
人生一から始めようが
へばりついて離れない
地続きの今を歩いて行くんだ
king Gnu 「白日」のサビに出てくる歌詞
本当にそうの通りだと思う。
何かを始めようとしたとき、心なしかやる気が満ち溢れ、強くなったような感覚がある。
でも、足元を見ればちゃんといつも通りの自分であり、何かが新しくなったわけではない。
新しい何かを始めようとしている今も昔も変わらない自分自身なのだ
🐻🐻🐻
新しい服を着た時
新しい靴を履いた時
新しい本を買った時
新しい自分になれたような
新しいステージに行けるような
新しい知識を得たような
ワクワクした気持ちになる。
でも、鏡を見て気づく、そこに居るのはずっと付き合ってきたお馴染みの顔だ
新しい服はいつしか襟がよれ
新しい靴はいつか穴が空く
新しい本はいつかメルカリの旅に出る
その時変わらずにいるのは、自分
誰しも一度は“ないものねだり”をしたことがあると思う
もし身長が高かったら
もし顔がイケメンだったら
もし頭がよかったら
でも、結局そこにいるのは自分だよって話
もしなんて一生こないし、どっかでリセットできるわけじゃない
歳の分だけ積み重なった自分自身がそこにいるだけだ。
👟👟👟
決断することなんて全然すごくない
だってまだ結果も何も残してない
仕事を辞めることは、レベルが上がるわけでもないし、人生がリセットされる行為ではない
決して、思いあがってはならないと自分に言い聞かす。
どこまでも“僕”という人生の延長線なんだってことを忘れてはならない
環境を変えることは自分が成長するいい機会であることは当然だけど、結局自分に強い意志がなければ、「こんなはずじゃなかった…」なんて言い出して、大きな夢も一瞬で消し飛んでしまう
あくまで積み重なった結果
技マシンなんてないし、精神と時の部屋なんてない
唯一人類皆平等に与えられたものは“時間”しかないんだって気付かされる。
どうでもいい日なんて1日もない
そんなやつに明日なんてないんだ