適正なサイズとは

この記事をみて、何事も適正なサイズというものがありそうだと。当社も生鮮物流に関わり、経済合理性と地域コミュニティの観点から、最適なサイズはどれくらいなのか、悩ましい問題です。

資本主義的な観点でいえば、企業が他社を駆逐し、勝ち抜こうとする行動は正しい。その点においてアマゾンは最も成功している企業の一つです。しかし、企業の持続可能性は資本的な努力だけでなく、まだまだ解明不能な地球や宇宙、そして、多様な社会と対峙する必要があり、その点については最適な大きさは様々なファクターが関わります。バタフライ効果的で、いくらビックデータ解析をしても、AIを駆使しても推し測りきれないような気がします。

逆に、人が居なければ事故は起きないので、全自動にしてみたらどうなるか。昨今、大規模なプラントで事故が多くなっており、その要因はなんと熟練者がいなくなってしまったことだそうです。経験を積んだ人の第6感みたいなものが事故を予知することができていたいうのです。

人が作るものは、結局、人が関わり続けるとなると、その最適なサイズというのは我々はまだ見いだせていない。資本主義の終焉が表立って言われて何年か経ちますが、それに代わる企業と社会の在り方について模索と混乱が続きそうです。


https://wired.jp/2018/12/11/amazon-first-bear-repellent-accident/

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