After Effectsで作成したアニメーションを「背景透過」で書き出す方法について
After Effectsで作成したアニメーションをピクスタで販売するために、
背景透過での書き出し形式が不明だったので調べたが、検索してもあまり出てこなかった。
調べてわかったこと、After Effectsを触って書き出し方法がわかったので、ここにまとめます。
アニメーションを背景透過する方法を調べ、クロマキーを知った。
アニメーションを背景透過する方法を調べているうちに、クロマキーという言葉をよく見かけた。背景透過だけでなく、クロマキー合成しやすい背景色をつけて動画を作るのもありだとわかった。
クロマキーとは:グリーンバックを使って背景透過できることらしいとわかった。特定の色ということでグリーンでなくてもいいようですが、よく用いいられているのがグリーンみたいですね。
背景色:「コードカラーが#00ff00」とわかった。クロマキーを設定するのによく用いられるコードカラーらしい。ピクスタ内で販売しているアニメーションや、いろんなところで見ていた蛍光っぽい緑が#00ff00だった。
ピクスタで販売されているアニメーションで形式をリサーチ
ピクスタサイト内で、使いやすそうなアニメーションの形式を見てみる。
そしたら、背景色有りと背景透過の2種類があることに気づいた。
また、コンテナ形式とコーデックを真似てみれば、アップできそうだとわかった。
背景色有りの形式:
•音声:なし
•アスペクト比:16:9
•コンテナ形式:mov+mp4
•フレームレート:30.00
•コーデック:H.264
※背景は#00ff00や白が多かった。
背景透過の形式:
•音声:なし
•アスペクト比:16:9
•コンテナ形式:mov
•フレームレート:30.00
•コーデック:Animation
映像素材ガイドラインでアップ可能なコンテナ形式、コーデックを知る
ピクスタの映像素材ガイドラインを読んで以下のことがわかった。
https://pixta.jp/guide/?p=7130
コンテナ形式は以下2つ。
mov、mp4
movをアップすると、mp4が自動で生成されるらしいことがわかった。
素材ガイドラインの一番下「よくあるご質問」に記載があった。
コーデックは背景色有りと、透過で違う。
背景色有りのコーデックは「H.264」でいいのだとわかった。意外にも他に4つ形式があった。
背景透過のコーデックは「Animation」だとわかった。
けれど、「Animation」が何か調べてもよくわからなかった。なんだか透過できる古い形式らしい。
※「映像素材ガイドライン」内に透過と表記されていないが「アルファチャンネル付き=背景設定付き」ということです。
After Effectで作成したアニメーションをグリーンバックで書き出し
アニメーションの平面のカラーを #00ff00でレンダーキューから書き出し 。
出力モジュールを以下のように設定した。
①movにしたいのでQuickTime
②形式オプションをクリック
③コーデックプルダウンより「H.264」を選択しOK
After Effectで作成したアニメーションを背景透過で書き出し
アニメーションの平面を非表示にしてレンダーキューから書き出し。
出力モジュールを以下のように設定した。
①movにしたいのでQuickTime
②形式オプションをクリック
③コーデックで「アニメーション」を選択しOK
④チャンネルで「RGB+アルファ」を選択
※コーデックがH.264のままだと、「RGB+アルファ」がグレーで選択できないので注意
ピクスタに無事アップできた
ピクスタにアップする前に、
グリーンバックアニメーションがクロマキー合成できるか確かめた。
透過アニメーションも背景が透過されていた。
ピクスタにアップしてみたら、
背景透過アニメーションのコーデックが
Animationになっていて安心。
ピクスタへのアップと申請が完了した。
後書き:
誰かに説明するつもりでnoteに書いてみたけど、説明が難しくてちょっと疲れました。
どこを具体的に、どこを省いて、どこを抽象的にが難しい。
また、After Effectsでアニメーションを作ってピクスタにアップしよう。
初めてアニメーションをピクスタにアップする人に見てもらえたらいいな。