アジア最大級のRISEに参加して
1.RISEとは
世界最大級のテックイベントweb summitのアジア最大級のイベントとして香港で開催されるRISE。
2.なぜ参加したのか
国内のセミナー、カンファレンスには多く参加したことがありましたが、海外カンファレンスは未経験でした。
参加する事で何か新しい事を体験し、インプットし、アイデアやアウトプットをしていければと思ったのが1つ。
もう一つは、グローバルに視野を広げる必要性が日本も出てきていて、世界の情報を正確にインプットをするには、英語を本気で学ばなければならないという自分に鞭を打つために参加しました。
登壇内容に関して、リアルタイムで会話の聞き取りをテキスト化してくれるアプリのおかげでだいぶ理解はできました。
しかし、100%に近づけない限りは間違った理解をしている可能性もあります。
また英語が話せないとネットワーキングも何も進まないまま、日本人以外と交流はしませんでした。
そのため今後、私は英語が話せない事への危機感と英語が話せる事による可能性を信じて自分を鼓舞するため海外カンファレンスに参加しました。
3.どういう企業が多いのか
【出店企業】
展示ブースも多くあり、amazonなど有名企業も出店していますし、多くのベンチャー系も出店しています。
カテゴリとしては、特にAI、マシンラーニング、ブロックチェーンが目立ちました。
【登壇者】
資生堂のCEO、carlsbargのCCO、UBERのCTO、alibaba、FCbarcelona、TWITCHなど有名企業のテック活用事例、テック企業の展望の話が多いです。
世界から集まったベンチャー企業の方々が複数のセミナー会場でプレゼン、セッションをしています。
内容としては、思想、成功体験の共有から新しいビジネス、ビジネスモデルまで幅広い内容です。
特に、シェアリング、ペイメントが目立ったように思います。
またインドネシアというキーワードも私が参加したプレゼン、セッションでは多く出てきていました。
日本市場に興味を持った企業も多く、
DiDiのシェアリング
alibabaのペイメント
は日本を名指ししていました。
何か新しくサービスをローンチする時は、下記のような解決・提案をしていく必要があります。
btob
・社会的課題を解決
・あったらいいなを提案
btoc
・個人の問題を解決
・あったらいいなを提案
私自身も上記のような目線で今後色々なサービスや企業を調査していこうと思います。
4.参加して感じた事
RISEの運営母体が100人以上のデータサイエンティストを抱えているため、アプリ、メールを活用した参加者との顧客体験が素晴らしかったです。
アプリ
開催期間中、会場は何度でも出入りできますが、胸にかけたパスを入場・再入場時もスキャン、退場時もスキャンされます。
例えば、開催時間中に退場すると、アプリでプッシュ通知が来ます。
アプリ内に特定のステージのみ同時通訳機能があります。
スケジュールも自分の興味あるタグをアプリ初回起動時に登録されていて、毎日あなたにオススメスケジュールというセッションレコメンドをしてくれます。
自分の好きなセッションを登録するとそこからもレコメンドにつながってるかもしれません。
メール
朝、昼、夜と今日のオススメ、今日の振替りなど連絡が来ます。
こんなにもデジタルとリアルを融合して、顧客体験を実現しているイベントは初めてでした。
次はWebSummitに行ければ良いなと思います。