Blue Giant : ブルー・ジャイアント🎷🎹🥁
私は基本的に劇場でアニメーション映画を見る事はほぼないのですが、本作、とても評判が良いので先日映画館で鑑賞してきました!
そして評判の良さに納得!!
これは劇場で見るのが大正解!!
ストーリーは音楽家を目指す若者達の群像劇。ただ、その中でもJAZZという音楽にフォーカスしているのが私には新鮮でした。本作の原作はビックコミックにて連載中の漫画であり、シリーズ累計1000万部を突破している大人気作品。ですが私、漫画も大人になってからは殆ど読むこともないので原作も未読の状態で鑑賞でした。
いやーー👀
とにかく音楽が良い!
私はJAZZがとても好きなので、上原ひろみさん、馬場智章さん、そして石若駿さんがメインキャラクター3人の音を奏でているのがたまらなかったし、楽曲達もつい体が動いてしまう楽曲で、映画を見に行ったのにJAZZ LIVEを見に行ったような満足感が鑑賞後にありました。
そして映画なのに臨場感が半端なかったです!これは映画館でみる意味があると思います!そして可能であれば是非Dolby Atomsの劇場、または音響に力を入れている場所での鑑賞をお勧めします📣 私は鑑賞後すぐにサントラを購入してしまいました🎼
この映画は音楽に少しでも関わった事がある人にはズドーンと響く映画だろうなと感じたし、音楽の凄みとその世界の現実の厳しさも上手くストーリーに組み込んであったのがとても印象的でした。
“サックスは簡単に音がでるようになるけど、良い音を出すのはとても難しい。”
“古くても新しくても良いものは良い。”
“JAZZは自由だけどその自由は定まった範囲の中での自由である。”
“内臓をひっくり返すぐらい自分をさらけ出すのがソロだろ。”
“小手先のテクニックだけのプレイなんて最低だ。”
などなど、心に残るセリフがこれ以外にも沢山あり、漫画も凄く面白いんだろうなと言うのが簡単に想像出来ました。漫画も読んでみたい!
そして最後の展開は衝撃で…
えぇぇ!
と心の中で叫びました。泣
そう。アニメーション映画ですが私は涙を流してしまいました!
と、ここまで絶賛しておきながら…
CGはもう少しどうにかならなかったのかなーとは感じてしまいました。沢山色々された結果があの感じなのも察するのですが、すごくチープに見えてしまっていました。そして2時間にまとめる関係上しょうがないのでしょうが、もう少しバックグラウンドを知りたい箇所もストーリー内にはチラホラありました。
ただCGやストーリーの気になる“それ”があっても充分心が動く作品だったので、普段アニメーション映画や、なんとなくJAZZってよくわからないと思っている方にも是非劇場で鑑賞して欲しいなと思います。
是非劇場で“ブルー・ジャイアント”な瞬間を体感してきてくださいね🎷🎹🥁
心を燃やしましょう❤️🔥