写真展、はじまります
皆様のご声援のおかげで『声でつなぐ祈り』は無事終演。
21日からは、もう一つの10周年企画・写真展が始まります。
【伊藤天写真展 この街で生きている2024】
〜出会いなおすヒロシマ〜
今回この企画のため、19歳の写真家・伊藤 天(いとう そら)君が、炎天下の広島を歩き回りながら被爆樹木を撮影してくれました。
被爆樹木は爆心地から半径約2km以内にあった樹木で、広島市では現在約160本が登録されています。私有地の中にあるものも少なくない為、許可を取ったり、
当時の雰囲気を感じていただくため古地図と現在の地図を照らし合わせながら樹木の位置に小さなシールを貼ったり。気の遠くなりそうな作業を、こだわりを持つ制作チームがお盆返上で行いました。
忘れてはいけないのは、樹木もまた生き物であり、人と同じで老い、病を得て、いつかは失われる存在だということです。
だから今、あなたにも見てもらいたい!
80年近く被爆者の方の心の支えとなってきた「物言わぬ語り部」を、現代を生きる19歳の青年が切り取った今しかない姿を、ぜひ見に来てください。
公益財団法人ひろしま文化財団助成事業
演劇集団ふらっと創立10周年企画
【伊藤天写真展 この街で生きている2024】
〜出会いなおすヒロシマ〜
愛媛県新居浜市出身広島在住、19歳の青年が、ヒロシマを学びながら、過去から現在 までの広島の足あとを見つめた写真展。
●日時 : 2024年8月21日(水)~26日(月)
9時30分~22時
●場所 : 合人社ウエンディひと・まちプラザ
(広島市まちづくり市民交流プラザ)
南棟1階ロビー
〒730-0036 広島県広島市中区袋町6−36
●入場無料、申込不要
(文:伊藤たえ)