夢を語ろう!朝カテ#09前編〜五月人形を売りながらうどん店を経営!?二足の草鞋を履くビジネススタイルとは〜
大分県大分市にあるコワーキング&イベントスペース「KATETE」(カテテ)です。
週初めの月曜日はなんだか気が重くなりますよね。
そんな月曜日の憂鬱な朝を、「楽しみで仕方ない月曜日の朝!」に変えようと始めた朝活。
題して「朝カテ」
今回は第9回の備忘録(日誌)を残していきます。
(※以下、本人の承諾を得て朝カテの記事を公開させていただいております。夢を語る、大切な会です。本人の承諾なく内容を公開することはありませんので、ご安心して会にご参加ください。)
#9のメイントピッカーは誰だ !?
9回目のメイントピッカーは、東京でEコマースの出店営業を経験した後に、地元の大分に戻られて、家業である節句人形店を経営される傍らで、趣味がこうじて、大好きなうどん屋さんをオープンさせるという、
二足の草鞋でお仕事をされているヤマサキ ヨシザネさんがメイントピッカーです!
毎月第1・3月曜日の朝カテで、朝うどんも提供してくださっています!
いつも美味しいおうどんありがとうございます!
なぜ家業の人形店で働きながら、うどん店を始めたのか?
人形はとても奥深いものだそうで、だた人形のスペックだけを説明するだけではなくて、その人形ができた背景や文化、ストーリーなども説明して、お客様に楽しんでご購入いただく接客スタイルをとられているのです。
そうすると、ただ節句人形を買うだけでなく、お客様が、その選んだ人形に愛着を感じてくださったり、
モノを買うというより、誰から買うか?
人形を買うというより、ヤマサキさんから買いたい。
そう思って買ってくださるお客様が増えていったそうです。
そんな中、人形だけでなく、
自分で作ったもので、作り手の気持ちを提供したいと思ったそうです。
もともと、「うどん」と「焼肉」が大好きだったヤマサキさんは、どちらかでビジネスをしようと思っていました。
しかし、焼肉が大好きすぎて、大学生の頃に焼肉店でアルバイトをしており、毎日のように焼肉を食べすぎて、ものすごく太ってしまったのです!(笑)
これは、ビジネスにしたら健康的に悪すぎる・・・
ということで、ビジネスとしては、うどん屋さんをすることにしたのだとか。
飲食店の課題を解決したい
こうして、焼肉ではなく、うどん店をオープンすることにしたヤマサキさんは、地元の某うどん店でアルバイトをして、自分のビジネスのために勉強をします。
そこで、様々な課題にぶち当たるのです。
大手うどんチェーンなどは、売り切れがないように仕入れをしなければいけませんよね。
そのせいで、毎日大量の廃棄食材があるのです。
お姉さんが農家をしているヤマサキさんは、毎日大量の食材が無駄になって、捨てられていくのを見ていられませんでした。
そして、キッチンの中の導線も悪く、人と人が仕事中にぶつかって、うどんをこぼしそうになったり、どんぶりなどの器の収納場所がうまく確保されておらず、無駄な移動が多かったりと・・・
この、某うどんチェーン店でのアルバイト経験は、自分がお店を開くなら、こう変えよう!という沢山の学びの場所になったそうです。
まず1番は、
フードロス、無駄のないお店にしたい!
ヤマサキさんは、1日10食限定の数量限定販売をすることに決めました。
数量限定にすることで、ロスは圧倒的に減りますし、実際に、これまでほとんど廃棄は出していないそうです。
現在はお店の人気も出て、毎日早い時間に完売してしまうので、1日25食〜30食限定に数を増やしているようです。
コロナ禍でのチャレンジ
数量限定で、お店のプレミア感もあるからか、お客さんも増えて、毎日売り切れ。
早く行かないと食べられないという、人気店になりました。
そんな中で起こった、2020年のコロナパンデミック・・・
多くの飲食店が時短営業や自粛をしていく中で、ヤマサキさんは、どうやって、このコロナ禍を乗り切るかを考えました。
世では、テイクアウトを推奨され、もちろんヤマサキさんもうどんのテイクアウトを始めましたが、外出自粛が始まり、ヤマサキさんのまわりでも、
もう家にいるのが飽きたし、つまらない・・・
子供が暇を持て余していて、困る・・・
そんなお客様の声があったそうです。
そこで、ヤマサキさんは、通常のすぐ食べられる状態のうどんのテイクアウトではなく、
ゆでる前のうどんの玉と麺棒とだしのセットで売り出しました。
家庭で子供と一緒に、うどん生地をのばして、切って、茹でて作るのは、子供にとっても楽しい経験になりますし、親も一緒になって楽しみながら、おうち時間を過ごしていただけるので、とても喜ばれたそうです!
作り方の動画もYouTubeにアップし、そのQRコードをお持ち帰りの袋に入れて、作り方が分からなかったら動画を見てもらえるように工夫しました。
おいしく作るよりも、楽しく作ることをメインにしてほしい!
そんな思いで、始めたテイクアウトうどんが、大ヒット!
200食以上も予約があり、もうヤマサキさんだけでは回せないほど反響があったそうです。
ヤマサキさん自身が、
どうやったら儲かるか考えている飲食店より、どうやってお客様に喜んでもらえるかを常に考えている飲食店のほうが行きたいと思う。
そう思ったからこそ、
本気でお客様が喜ぶ方法を模索し続けて、パンデミックの状況下でも、ひとりでも、情熱を燃やし続けながらうどん店を経営し続けているのです。
徹底して、お客様のことを考えて、
どんな商品があると嬉しいかな?
どんなことをされたら喜ぶかな?
と、いつも考えては、新メニューやお店のイベント、サービスを改良するヤマサキさん。
そういう人になったきっかけは、人形店の子供として育った幼少期の、大きなマネーが動くビジネスを目の前で見てきた経験と、東京で営業マンをしていた時の、◯◯◯生活が培ったものでした(笑)
今のヤマサキさんがあるのは、この時代があったからこそです!
さて、その内容は、朝カテ#09後編で詳しくお話するといたしましょう。
なんといってもヤマサキさんのこの過去のストーリーがめちゃくちゃおもしろいのです!!
是非、朝カテ#09後編もお楽しみに!
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