椎葉愛が止まらない!「若草HUTTE」今西店長×椎葉編集長の「俺たちの椎葉語り」<後編>
今回のnoteは編集長の対談記事の後編をお届け。お相手は「椎葉愛が止まらない!」という宮崎市のカフェ&コワーキング「若草HUTTE」の店主・今西正さん。「若草HUTTE」は元々、椎葉村のお隣である美郷町のアンテナショップ的な役割も持っており、店内には美郷町の品物がずらり。しかし、ここにあるのは美郷町のものだけでなく、今西さんセレクトの「椎葉の美味しいもの」や「椎葉の魅力に触れられるもの」が置いてあるんです。
過去には椎葉村がらみのイベントや椎葉編集長とのコラボ企画も開催した「若草HUTTE」。そんな今西店主と編集長に「俺たちの椎葉語り」をしてもらいました!
——バターサンドを置くきっかけは何だったんでしょう?
今西:椎葉さんが新しい商品を作っていることをSNSで知っていて、もともと椎葉さんの商品を扱っていましたし、新商品が出たなら置きましょうよ、とお声かけした感じでしたよね。
椎葉:そうですね。バターサンドは賞味期限が短いこともあり、小ロットでも融通をきかせて置いていただけることもあって、販売いただくきっかけになりました。
今西:以前から椎葉さんの商品を扱ってたので「大丈夫だろう!」と軽い感じで置くことにしました(笑)
——今はいろいろなフレーバーがあるバターサンドですが、最初はどんな味のラインナップだったのでしょうか。
椎葉:最初は栗といちごと日向夏ですね。
今西:今は毎月2種類ずつ販売していて、栗だけは外さずにもう一種類の方を季節などにあわせて変えてもらっています。自分の中で栗がバターサンドの原点みたいに感じることがあるので、栗はずっとおいてるんです。
椎葉:なるべくリクエストをいただいたものは置かせていただこうと思ってお送りしています。
今西:バターサンドは販売を始めてから、途中から「足りない!」というほど売れていて、問い合わせも多いんです。あとは、元々椎葉さんのファンという人たちもいるんですが、流行ってるから買いに来たっていう人も増えてきてて。でも、そういう人たちはやっぱり新しい流行ができたらそっちの方に流れていっちゃう。だから、売れすぎるのも素晴らしいことだとは思うけど、長く続い、長く愛される商品になるといいなって思いますね。お店の名前でもある「菓 te-ri」 のように助け合って、協力しあっていければいいかな。美郷町と椎葉みたいにね(笑)
椎葉:ピークのときは、今西さんのところに電話が殺到しちゃって、迷惑かけてしまうこともありました。
今西:売れすぎてってやつでしょ? いいことじゃないですか!
椎葉:そうですけど、そこは申し訳なかったなと…。従業員が少なくて一日に作れる量が決まっちゃうんですよね。それに、椎葉の店頭まで来てくれた方が買えないというのが一番良くないと思うので、店頭優先にはなってしまうっていうのもあって。生産量を増やしていかなければいけないなとは思うんですけど、働き手がいないんですよ(笑)
——最近はフルーツバターなども揃っていますよね。そちらの反響の方はいかがでしょう。
今西:先にバターサンドがあったということもありましたから、買ってみようっていうお客さんは多いですね。こちらはバターサンドと違って日持ちもするので。そばは結構年末の年越しとか贈答品とかで買われる方が多いです。バターサンドか、フルーツバターか、入り口がどっちからかにもよるんですけど、やっぱり両方興味を持たれる人が多いと感じます。ついでにせっかくなら、椎葉っていう村にも目を向けてほしいと思いますね。うちには「オンリーワン椎葉」っていう冊子もあるんですよ
椎葉:今西さんほんとすごいですよね。役場にまで行って「オンリーワン椎葉」取り寄せてるんですもん。
今西:でも役場の方もすごく協力的で、バックナンバー送ってくれたりとか。 読みたい方はHUTTEへぜひ!
——最後にこれからのお二人の野望をお聞きしたいです!
今西:椎葉さんにはずっと言ってるんですけど、また落ち着いたらリアルな店頭とかで何かやりたいなとは思ってるんです。個人的に思ってるのは、豆乳プリンが大好きなので、あれをどうにか一回いろんな人に食べてもらいたい。食べたことない人もいると思うので。
椎葉:今西さんが言ってる通り、自分の野望としては、バターサンドと豆乳プリンのイベントのようなものをしたいなと。イベントをきっかけに、ふらっと買えるようになれば、一番いいですね。 豆乳プリンは、うちがまだ蕎麦屋をやっていて、フロランタンよりも前に、最初に作ったお菓子なんです。椎葉は豆腐が有名で、豆乳を使ったものを作りたいと思ったのが始まりで、9 年くらい前に生まれました。季節のジャムと合わせて食べるのもおすすめ。賞味期限の関係上店頭等にしかおいてないんで、なんとかこれをみなさんに食べてもらう機会を作りたいですね
今西:最終的にね、椎葉の魅力を伝えていきたいなと。神楽とかも素晴らしいカルチャーなので。バターサンドや椎葉さんの作ったものをきっかけに椎葉村に興味を持ってもらえたら、こんな嬉しいことはないです
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