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受験の記述問題、小論文からビジネスメールまで対応できる「文章の書き方」がこの一冊ですべて学べる

プロ家庭教師Isshiyです。

前回は「長めの英文を読むのが苦手」、「英語の長文問題を解くのに時間がかかる」といった方に読んでほしい一冊を紹介しました。

今回は国語の記述問題や小論文の対策を何とかしたいという方にオススメの一冊を紹介します。

飛鳥新社 
『R80 自分の考えをパッと80字で論理的に書けるようになるメソッド』 
著:中島博司

この本を読み終わったときの私の感想は「学生の時にこの本のルールを知っていたら、自分の国語人生は変わったかも」です。
実は私、学生の時から国語(現代文)が苦手でした(今もですが)。それでも高校入試までは何とか騙し騙し凌いできましたが、高校に入ってからは本当にダメでした。選択式もそんなにでしたし、記述問題なんて解答欄が空白で提出・・・定期テストでも毎回赤点との闘いでした(まぁ勉強しなかったというものありますが・・・)。

そんな学生時代の私のように記述問題や小論文の対策に苦労している方に、この本はオススメです。なぜなら、この本に書かれている「文章の書き方のルールが簡単」だからです。ルールが簡単だから高校生はもちろん、小学生でも活用できる内容となっています。詳細はぜひ本を読んでいただきたいですが、この本に書かれている基本ルールは「『40字+接続詞+40字』を1セットとした文章を書く」という1点だけです。この1点のルールに則って文章を書いていけば、自分の考えを論理的に伝えることができるというのです。「本当?」と思った方もいるいるでしょうが、この本には実際にこのルールを活用した例文がいくつも載っていますが、どれもシンプルな文章ですが、わかりやすい文章となっています。

巷には記述問題や小論文の参考書はたくさんありますが、国語が苦手な人にとっては基本レベルと言われているものでも意外と書き方のルールが多くて場合によっては難しいです。また、この手の参考書は「文章の書き方そのもの」よりも「点数を取るためのポイントとしての書き方」に重点を置いているものが多い気がします。私もそうでしたが、記述問題や小論文が苦手な人は基本的に「長い文章がそもそも書けない」のです。書けないから解答欄を埋めることすらできないのです。もちろん、点数を取るためのポイントも大切ですが、そのポイントを知っていたからと言って、文章自体が書けないことには先には進まないのです。だから、私のような国語に苦手意識を持っている方は、まずはこの本に書かれているメソッドを覚えて「文章の書き方」を身につけていくことから始めてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、この本に書かれているメソッドは入試対策だけでなくビジネスにおける文章の書き方にも対応できるとあります。ぜひ、受験生だけなく文章の書き方で悩みをお持ちの社会人の方も一度読んでみてください。


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M-isshiy
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