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おせち料理の由来

 新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 新年一回目の記事は、おせち料理の由来についてです。諸説あるので、調べたものの中からいくつか紹介します。

 まず、弥生時代の「御節料理」の文化。中国から「節」を季節の変わり目とする習慣がもたらされ、それを大切にする意味で生まれたというものです。奈良時代から平安時代にかけて、宮中行事として定着しました。

 庶民におせち料理が広まったのは江戸時代後期とされています。現代のように一つ一つの料理に意味が込められました。料理はもともとお膳に乗っていたそうですが、この頃から重箱が登場したそうです。場所を取らず、お客さんに振る舞いやすい。めでたさを重ねるといういろいろな理由が重なって現代のスタイルが生まれていきました。
 しかし、「おせち」という名前で親しまれるようになったのは戦後からだそうです。それまでは食積(くいつみ)等の名前で呼ばれていました。デパートで盛んに正月に向けての品物が売られていく中で、「おせち」という名が親しまれていくようになりました。

 ところで、おせち料理に保存が効く佃煮や煮物、酢の物が多いことにもいくつかの理由があります。
 一つは、「普段家事をしてくれている家族が三が日になるべく休めるように」。他にも「火の神様が休めるように」という理由もあるそうです。

 子どもの頃はあまり楽しみでなかったおせち料理も、大人になるにつれて楽しくいただけるようになりました。明日の記事では、「おせち料理」のそれぞれの中身に込められた意味についてご紹介していきます。

「おせち」四の重

 追伸。皆様により親しみを持っていただけるように、改名してみました。中身は変わりませんので、どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

 

「家庭科のろん先生」改め、「家庭科のりうせんせい」結局は名前にある「龍」の字をどう読むのかというところです。この改名で、より名前に近づきました。