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乳児に薬を飲ませる方法(粉薬・座薬編)

 乳児の体調不良。心配になります。今回の体調不良では、シロップ薬、粉薬、座薬の3種類が処方されました。
 今回は粉薬の飲ませ方についてご紹介します。普段ミルクしか飲まない赤ちゃんにとって、粉薬の与え方には工夫が必要です。

ポイントは薬を水で練ることです。

まずは粉薬と水を少量用意します。
水を清潔にした指に当てて、数滴薬に垂らします。

 このようにしたら準備完了です。薬を指で練って、ドロドロにしてください。それを赤ちゃんの上顎に塗ります。

 ここから先は撮影している余裕がなかったので、先に元気になった姉の登場です。息子に代わって薬の飲み方をご紹介します。

練った薬を上顎に塗ります。

 上の写真ではスプーンを使っていますが、乳児の場合は粉薬を練った指でそのまま上顎に薬を塗ってあげるとよいでしょう。
 その後、ミルクまたは白湯で薬を飲ませてください。

 粉薬を与える際に、「ミルクに薬を溶かしてしまえばよいのでは」と考えられる方もいらっしゃると思います。しかし、それは味の変わったミルクを赤ちゃんに飲ませることによって、赤ちゃんを「ミルク嫌い」にしてしまう恐れがあるということで、看護師さんは推奨していませんでした。
 それに、粉末が哺乳瓶の小さな先端の穴に詰まってうまく流れていかないということにもつながります。我が家では見事失敗しました。詰まりました。

 ちなみに座薬は息子には効きませんでした。正確に言うと、せっかく座薬を入れたのに、踏ん張って座薬を押し戻してしまうという結果に終わりました。すぽーんと、ブリュッと出てきてしまいました。

 座薬は赤ちゃんとの相性や、ある程度便意をコントロールできる月齢まで待つなどの条件が必要になりそうです。解熱にいちばん効果が期待できたのですが、こればっかりは仕方がありません。