Kate
こんな作品を書いています。
「不幸」でいるための理由を探している。そうして「不幸」でいる許しを得ようとしている。 なんて浅はかで、醜いのだろう。
涙が出てきて ここで私がたった一人きりで流した涙は 一体どこにいくのだろうと考えて また泣いた
一人でいることにあまりにも慣れてしまって、苦しいことや悲しいことを一人で抱えていると、それが本当に苦しいことや悲しいことなのかわからなくなって、自分の感情に鈍くなっていく。 「他人と比べることない」って言われるけど、私の感情は私だけのものだけれど、でもこの感情が果たしてどの程度のものなのか、一人では抱えきれないものなのか、そうだったとしても私はこれを一人で抱える術しか知らなくて。 人が一人では生きていけないのは、自分の感覚が鈍っていくからなのではないかとさえ、思ってしまう
本当に伝えたいことは、ほとんど言えなかった 言わなくても良いことは、たくさん言った 傷つけたくなかったし、傷つきたくなかった そう思うほどに、傷つけたし、傷ついた 幸せにしてあげたかったのは、きっと、幸せにして欲しかったからだ そばにいたかったのは、絶対に、そばにいたかったからだ 「あなたのため」という隠れ蓑がわかっていたのに、笑って抱き返してくれてくれてありがとう ありがとうさえ言えずに、ごめんね 愛が何かも知らずに、愛してくれてありがとう 愛が何かを知らな
どうやって生きても苦しい。どうやって生きても苦しくて仕方ない。どうやって生きても悲しくて悔しくて苦しくて辞めてしまいたい。 私は私に幸せになってほしい。でも、私は私が幸せになることを許すことができない。許せない。だから私は私を幸せにできない。 幸せになってほしいけど、きっと幸せにはなれなくて、幸せになったら、きっとそこで全てが終わってしまう。 苦しくて悲しくて悔しくて、息が切れて目が開けられずにうずくまることさえできず、ただうなだれて立ち尽くすことしかできない。 私は
たとえどんなことがあろうと そこで私が泣いていようと 私はあなたのいる未来に生きていきたかった たとえあなたと出会えることはなかったとしても すれ違うことさえ叶わなかったとしてと 私はあなたのいる未来に生きていきたかった あなたがいる未来が良かった そのほかには何も要らなかった あなたがいれば、あなたさえいれば あなたがどこかで生きていれば あなたがどこかでたった一瞬でも笑っていれば その未来に、生きていたかった
たった一人、大切な人を守れる力が欲しい。
何もかも許せないけど、何もかも許してほしい。何もかも受け入れられないけど、何もかも受け入れてほしい。 ある人はそれをわがままだと言い、ある人はそれを怠惰だと言う、ある人はそれが愛だと言った。
この不毛なことも自分の選択で、不毛なことをしたと確かめて認めて反省してそれでも叫び出して誰かにすがりたい気持ちも全部押し込めていなし続けてきた。 その方法しか知らなかったから。 その方法しか知らなかったから。 誰かにすがっていれば。 私は今こうやって一人で泣くこともなかったのだろうか。 誰かにすがっていれば。 同じように私にすがって、互いに支え合える誰かが隣にいたのだろうか。
自分を切り出さなければもらえない「愛」だなんて。
時々 自分の生きてきたことが全て嘘だったんじゃないかと、自分がここまで生きてきたことが全て嘘の塊だったんじゃないかと、不安に襲われる ここにいる私って何だ こうやって今まで生きてきた意味って何だ このまま同じように生きていって良いのか 嘘に嘘重ねて何が嘘かもわからなくなって、そうやって生きてきて何もわからなくなって、自信も希望もなくて、ただ生きるしかないこの世界で 私って何だ この人生はなんだ 人の言葉が信じられないのは 自分が嘘ばっかりついてるからだろ 人の笑顔
私がそれを手放す時 それは同時に それに私が手放されるのだということに どうして気付けなかったのか 私がそれを見放す時 それはつまり それに私が見放されることと同義だと どうしてわからなかったのか 主導権はいつだって私の手の中にあると 私が全てを手放したとしても 私を手放さないものが確かにあるのだと そう信じて疑わなかった そう「信じている」事実さえ忘れるような あまりに傲慢な自意識の果て そこには 私の身一つしかなかった それでも良いなんて思わなかった たとえ私の
しくしくと積み重なっていく感情の置き場所がわからない。 片付けられないまま歪に重ねられた感情達の真ん中に取り残されたのは、私が愚かな怠け者だったからなのだろうか。 私の感情達が、私の手を離れたところで諍いを始める。言葉ではない雑音が静寂の隙間を埋めていく。 その諍いを横目に、差し伸べられるはずのない手のひらを、膝を抱えたまま今か今かと待ち続けている。 救われたい。 私はそのたった一つの願いさえ叶えることができない。 「 」 私はそのたった4文字さえ満足に口
私は私の人生を生きる。 あなたはあなたの人生を生きて。 そうした先に、私の人生とあなたの人生が交わる瞬間があったとして。 その交わりで生まれた色が、一人で生み出したものよりも美しいものである事を祈る。 せめて、できるならば、あなたの人生をより彩るものでありたい。 「幸せにする」なんて、他人事は言わないで。 それでも、どうか、幸せでいて。
終わらなくても良い夜は終わり 始まらずとも良い朝は始まる 私はここに立ち止まり進まずとも 瞬く間に変わっていく景色 ふと見上げた先にあったのは 穏やかに形を変えていく雲と その間を猛スピードで過ぎていく飛行機 飛行機から連なる飛行機雲は あっという間に空の青に滲んでいく なんて不自由で、なんて自由な世界 私は今日も生きる なんの理由もなく 生きなければならないから それが義務だから 義務に理由はない だから義務なのだ あそこで泣いている男の子 あの子は女の子かも
たとえ私の世界が今日終わったとしても、あなたの世界は明日も続いて欲しい。