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羊時計
2016年8月3日 21:34
宝石で家を建てて娘は隠れ住んだ。宝石が半分になってくると、娘は不安になった。この先何があるかわからないのにこれで足りるのだろうか。不安そうな娘を男は抱きしめた。「心配しないで。君は魔法使いだったんだね。見てて。」男は手をぎゅっと握るとしばらくして手品をするように手を開いた。そこには魔法の石があった。「僕は魔法の石をつくることができる。少し疲れてしまうけど、君を助けるだけなら十分だ。