【人生がちょっと良くなる読書メモ】時間術大全① -ハイライト編-
時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」
仕事も私生活もいつも時間がなくてきりきりまい。
少しでも楽しく効率よく過ごせるように、ちょっとした工夫がたくさん詰まってます。
4セクション、計87個のワザの中から、私が気になったワザをご紹介いたします。
この本の使いかた
時間をデザインする。「メイクタイム」と呼んでいます。
毎日自分にとって一番大事なことのために、多忙中毒から卒業して、少しだけ時間を作る。
無限の泉(携帯、ネット、YouTubeやメールなどなど)に主導権を奪われないようにするにはどうしたらいいか。
最初に提案されるのは「ただのiPhoneを気が散らないiPhoneに変えること」
気を散らすアプリを削除してアイコンを最小限にする。
TwitterやGmail、FacebookにInstagramもです。
何気にこれが一番ハードルが高いと思います…
アプリをできるだけ整理して、ひとまず次のステップに進んじゃいました。
「ハイライト」「レーザー」「チャージ」「チューニング」の4ステップを毎日繰り返す、としています。
ハイライト:毎日「最重要事項」を選ぶ
レーザー:「気を散らすもの」を撃退する
チャージ:体を使って「脳を充電する」
チューニング:システムを調整、改善する
まずは各セクションのワザの中から1つずつ選んでやってみる。次の日も同じワザを使ってもいいし、違うワザを試してみてもいい。
著者はお二人で、タイプが異なるので、真逆のワザが書いてあることも(間食をする派としない派だったり)。
自分に合ったお気に入りの組み合わせを見つけるもの楽しそうです。
ハイライト -毎日に「ちょうどいい目標」を置く-
ハイライト(今日の最重要事項)を選ぶためのワザのご紹介。
ハイライトの選び方は、①緊急性、②満足感、③喜び。
これらが満たされるかどうかを見極めます。
毎日同じハイライトにしてもいいし、変えてみてもいい。
大きな目標を細かいステップにして、それぞれの日のハイライトにしてもOKです。
<ハイライトを選ぶ>
01 書く:計画、予定、やることを書き出す。付箋に書き出して選んでみる。
02 デジャブする:別名「昨日をもう一度」。昨日と同じ課題に再チャレンジする。達成した喜びをもう一度味わう。
03 「優先順位」を明確にする:リストアップ→その中で1番大事→2〜5に大事→並べ直す→「一番」を丸で囲む→ハイライト選びに役立てる
04 雑事をまとめる:一気にまとめて片付ける
05 やるかもしれないリスト:やるべきことやできること全てをリストに書き出す。そこからハイライトを選んで予定表に書き入れていく
07 「ひとりスプリント」をする:数日間、同じプロジェクトにぶっ続けで取り組む
<ハイライトの時間を作る>
08 ハイライトを予定に入れる:ハイライトにどれくらいの時間をかけたいかを考えて、いつやるかを決めて、予定表に書き込む。時間を決めなきゃ仕事にならない。
09 予定をブロックする:スケジュールにハイライトのスペースを作る。毎日自分のための時間を確保する。守らず攻める時間にする(ハイライトかチャージの時間にする)。1、2時間だけ、欲張らない。本気を出す。
13 1日をデザインする:全部を決めてしまえば、余計な頭を使わずに済む。やることリストの代わりに30分刻みで計画を立てる。状況の変化や進展に合わせて計画を立て直していく。
14 朝型人間になる:①明かり、コーヒー、用事を使う。
②前夜をデザインする(良質な睡眠をとる)。早寝早起きをして朝の静かな時間をハイライトに充てる。
15 夜を「ハイライトタイム」にする:夜型人間であることを活かす(21時〜23時)。心が休まることをして脳をリフレッシュ。ネットは断って、枯渇する前にベッドへ。
16 「もう一つだけ」はナシ:疲れ果てるまでやらない。進みがのろくなったらやめる。無理せず頃合いをみてやめることで燃料補給ができる。
ハイライトの項目はどれも、なるほど取り入れようかなという気持ちになるものばかりでした。
ハイライトには緊急なものを選ぶという一般的な考えのほかに、
満足感が得られるかな?やり切ったら嬉しいかな?
と、自分の気持ちが良くなることを、作業の前にイメージする。
前向きに取り組む気持ちを作っていくポイントだなと感じました。
「ハイライト」が選べたら、次は「レーザー」のセクションへ。
「無限の泉」の遠ざけ方など、気を散らすものを撃退方法を次回ご紹介いたします。