それしかないこと
尊敬している抱樸の奥田知志牧師の一連の出来事に対する言葉です。
非の打ち所がないというのは変な言い方かもしれませんが、
あくまでも冷静でスタンスにブレがなくDさんに対して感情的にもならず
見事な文章だなぁと思いました。
そして
やはり自己と向き合う(自分を切開)事の重要さをあらためて感じました。
こういうことがあると、例えば「そうだそうだ、Dは自分の内面を見てその闇をちゃんと認識して反省しろ」みたいな感じになると思いますが、
他人のこと言ってる場合じゃないんです。
まず自分がそうしろって話なんですよね。
他人を非難することはたやすいです。
そして日頃、色んなストレスにさらされている私たちはそのハケ口を他人の愚かな行為を非難することで発散させたり、
他人の過ちを非難することで、自分の正当性を認めたいですものね。
でも、そんなことしていたって何もよくならない。
私は私の闇や醜さや不公平や狡猾や偏見を見つめるしかないんです。
そこからしかよき道はないんです。
(社会的な問題に声をあげていくことと、他人を非難するのとはまた別の問題なので声を上げることは大切だと思います)
最近、有名な方の発言などが問題になるケースが立て続けに起こっていて
そのたびに、内観するよい機会を与えてもらっているなぁと思います。
そこに溺れず感情にのまれず、ただ淡々と自己内観し、
同時に、広く俯瞰した目線も持ちながら世界を見ていきたいと
あらためて思いました。
まだまだじゃけん、わし。