I am a dreamer, I am LOVE, War is over
NHK・アナザーストーリーズ 運命の分岐点
「イマジンが本当の意味で名曲になった理由」
を見ました。
45分ということで深堀りしたような内容でもありませんし、
ちょっとエモーショナル寄りの演出でしたが、
私は本当に感動してしまいましたよ・・・・。
「イマジン」という楽曲は、いい曲とかいい歌詞とかそういうのを飛び越えた(いやもちろんいい曲いい歌詞ですが)
こういう事言うと「またそういうこといいやがって」かもしれないけれど、
でもやっぱり、神さまだか宇宙だか大いなる存在だかに作らされた必然の作品だし、それをジョンとヨーコは託されたんだなと思いますよ。
奇跡の曲だなぁと。
まあとにかく名曲であることを3つの観点から捉えた番組だったんですね。
で、私がいつも思う事があって
それは、「汝の敵を愛せよ」ということで。
平和がいいに決まっているけれど、例えば愛する人が戦争で失われたとして
私はその相手国を憎まずにいられるかというとそんなことできないじゃないですか。
番組の中で、911の話が出てきて、あの事が合った時ラジオなどで「イマジン」を流すことが自然と自粛されたんですって。
そりゃそうだ「国もない 宗教もない」ですからね。
ないならなんでこんなことが起こるんだよって話よな。
それどころか、ふざけんな報復してやれ!ってなりますよ。
憎しみの連鎖ってわかってるけど、じゃあどうすんだよ!ジョン!教えてよ!ってなりますよ。
でもね、それから数日後だかにね、各場所で誰彼となく「イマジン」が歌われたんですって。
その後、ある番組でニールヤングが「イマジン」を歌われたのですが、
歌詞を一部変えて歌ったそうなんです。
ここの部分をニールヤングはこう変えました。
「you」を「I」にして歌われたそうなんです。
もうね、その瞬間、号泣です、私。
私もね、変えるなら絶対に「I」しかないって思った。
そうなんですよ。
私しかないんです。
私がやるしかないんです。
憎しみの連鎖を止めるのは、あなたでもない、あいつでもないこいつでもない、政治家でもない、国でもない、
私しかいないんです。
私は、もう、もう、絶対に誰とも何とも戦いたくない。
その瞬間、そう思いました。
誰とも?何とも?
誰=私だし、何=私だ。
私はいつだって私と戦っていました。
私を否定して私を拒絶していました。
じゃあそこからだ。
私はもう絶対に私とは戦わない。
許す。
全ての私を許す。
過去の私も今の私も未来の私も全て全て許し赦し愛する。
憎しみを覚えた私をも許す。
そう決めました。
でもね、それからしばらく経ってふと思ったんです。
そんなこと、私にできる?
どうせ理想的な事を今思っただけで普通の生活に戻って時が経ったらわすれるよ。
それが現実ってもんだよ。
そう思った時にこのフレーズが頭の中に入ってきました。
ああ、そうだ。
夢想家かもしれないけれど、でも大丈夫だ。
私は私であり私じゃない。
私はあなただから。
だから私が本当にそう信じて決意して実行するしかないんじゃないか。
だから、私から、なんじゃないか。
もう私は
どんな自分とも戦わない。
抱きしめる。
愛する。
憎む私も抱きしめる。
忘れる自分も愛する。
何度も何度も何度も、思い出して、抱きしめて、愛します。
戦いはもう終わった。
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