こんにちは! 大学生カタツムリレポーターの飯島詩(いいじまうた)です。カタツムリレポート今回のゲストは、COI-NEXTの副プロジェクトリーダーでもいらっしゃる面白法人カヤック代表取締役CEO・柳澤大輔(やなさわだいすけ)さんです。企業と市⺠の両方の視点を持って、このコンソーシアムでどのような取り組みをされているのか、お話を伺いました。 行政・企業・市民が連携して「循環者になるまち」を目指す飯島 はじめに、カヤックさんがこのCOI-NEXTコンソーシアムで目指す「循環者にな
〈前編〉はこちら 人にフォーカス!大学院時代は研究船に乗り太平洋の深層循環を研究 飯島 大成建設さんの資源循環の取り組みについてくわしく伺ってきましたが、羽角さんは大学では建築を学ばれていたのですか? 羽角さん いえ、大学では海洋物理学を専攻して、海の深層循環に関する研究をしていました。研究船に乗って太平洋に出て、いろいろな地点で海洋深層の拡散係数(海の細かい混ざり具合)を計測して、気候変動予測の高精度化に役立てるという研究です。 研究船によっては太平洋を北から南ま
こんにちは! 大学生カタツムリレポーターの飯島詩(いいじまうた)です。今回は総合建設企業、大成建設株式会社さんの横浜市戸塚区にある技術センターにおうかがいしています。 インタビューにお答えいただくのは、技術センターイノベーション戦略部の羽角華奈子(はすみかなこ)さん。建設会社の立場から資源循環の在り方を研究されている羽角さんに、未来につながる研究のワクワクについてお聞きしました。 研究にフォーカス!循環型社会の未来図 「Vortex Economy®」 飯島 はじめに、
「一人ひとりが循環者になる未来ってどんな未来だろう?」 カタツムリレポートは、よりよい未来をつくろうとする人達や研究者の方に、その研究や取り組みのワクワクをご紹介いただくインタビュー記事です。子どもたちが「みらいをつくる職業」をもっと身近に感じられるよう、参加企業や研究者の取り組みにググッとフォーカスしてお届けします。 ーーーーーーーーーー このnoteは、JST「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」地域共創分野(慶應義塾大学×鎌倉市)リスペクトでつながる「共生ア
こんにちは! 大学生カタツムリレポーターの片山知香(かたやまちか)です。今回は住宅用の窓や玄関ドア、ビル用窓などの商品の開発・製造・販売を行っている、YKK AP株式会社さんの体感ショールームにおうかがいしています。 インタビューにお答えいただくのは、安全環境管理部 環境管理室 担当課長の市川晃子(いちかわあきこ)さん。樹脂窓のリサイクルに取り組む市川さんに、未来につながる研究のワクワクについてお聞きしました。 YKK AP株式会社 体感ショールームにおじゃましましたYK
前編はこちら 人にフォーカス!法律ができる前から実証プラントを作り、検証に奔走 大木さん 実は川上は家電リサイクル法ができる前から、日立製作所の立場で実証プラントを作り、家電リサイクルの実現に取り組んでいました。 川上さん 当時、家電製品はほとんどが廃棄後に埋め立てられており、これではいけないと、日立製作所として環境課題に取り組む一環として家電リサイクルを開始しました。しかし、メーカーにとっては新たな法律がビジネスに与える影響を懸念し、当初さまざまなせめぎ合いがありま
こんにちは! 大学生カタツムリレポーターの飯島詩(いいじまうた)です。今回は家電リサイクル事業に取り組まれている、東京エコリサイクル株式会社さんにおうかがいしています。 インタビューにお答えいただくのは、川上信彦(かわかみのぶひこ)さん、大木智博(おおぎともひろ)さん。家電リサイクルの現場を知るお二人に、未来につながる研究のワクワクについてお聞きしました。 東京エコリサイクル株式会社におじゃましました東京エコリサイクルってどんなところ? 飯島 本日はよろしくお願いします
前編はこちら 研究にフォーカス!プラスチックの独自技術で社会をよりよくする 片山 続いて、キョーラクさんの独自技術についてうかがいます。キョーラクさんが製造するハクリボトルにとても興味があるのですが、どのような技術が使われているのですか? 青木さん ハクリボトルは内部が二重構造になっている抗酸化ボトルです。マヨネーズ容器などの食品容器も、実は6層等の多層構造になっていて、中にEVOHのバリア層があります。EVOHはPE(ポリエチレン)やPPとくっつかないので接着層をつ
こんにちは! 大学生カタツムリレポーターの片山知香(かたやまちか)です。今回はプラスチック製品の総合企業、キョーラク株式会社さんの大和研究所におうかがいしています。 インタビューにお答えいただくのは、大和研究所・技術研究本部主任研究員の青木達郎(あおきたつろう)さん。プラスチック容器の研究開発に取り組む青木さんに、未来につながる研究のワクワクについてお聞きしました。 キョーラク株式会社 大和研究所におじゃましました キョーラク大和研究所ってどんなところ? 片山 カタツ
〈前編〉はこちら Town eMotionの実現飯島 最初の構想からTown eMotionの実現に近づいていったのでしょうか? 榊原さん そうですね。道路空間などをもっと柔軟に使っていきましょうとか、例えばみんな渋滞になったら嫌だけれども、そもそももっとゆっくり動くという価値観もありますよね、というようなこともこのなかには詰めています。先ほどお話しした人中心であることと、感動創造企業(ヤマハ発動機さんの企業目的)という目線で、まちの感動につながるようなことを、僕らが全
こんにちは!大学生カタツムリレポーターの飯島詩(うた)です。 カタツムリレポート第5回目は、ヤマハ発動機株式会社さんにお話を伺いました。インタビューにお答えいただいたのは、フロンティアデザイン部のみなさんです。 ※今回はグループでの座談会形式で行っているため、いつもの質問項目を変更してお届けします。 ヤマハ発動機のフロンティアデザイン部って、なに?まずは自己紹介から 榊原さん リーダーをしております榊原です。3年半前に転職してきてヤマハ発動機の一員になっています。前職の時
〈前編〉はこちら 研究にフォーカス!子どもたちも先生も健やかでいられる環境づくり 飯島 続いて、森田さんが取り組んでこられた教育施設での研究にフォーカスします。学校を対象とした研究のテーマや実際の調査方法、そのデータがどう社会に出され活かされていくのか、一連の流れをお聞かせください。 森田さん 私が教育施設の研究を担当していた時は、主に初等中等教育にあたる小中高校を対象としていました。「どのような環境だと子どもたちの学びや生活が良くなるか」「多様な体験ができるか」とい
こんにちは! 大学生カタツムリレポーターの飯島詩(いいじまうた)です。4回目の今回は、「これからの働き方や働く場」について研究を続ける株式会社オカムラさんのワークデザイン研究所にお伺いしました。 インタビューにお答えいただくのは、ワークデザイン研究所所長の森田舞(もりたまい)さん。働き方や働く場をテーマに研究を続ける森田さんに、未来につながる研究のワクワクについてお聞きしました。 オカムラ・ワークデザイン研究所におじゃましました飯島 森田さん、本日はどうぞよろしくお願いし
JST「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」地域共創分野(慶應義塾大学✖️鎌倉市)リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点の循環者学習分科会が運営するnoteです。こちらのnoteでは、子どもの目線でわかりやすく技術を伝えたり、研究者や技術者などの「みらいをつくる職業」をもっと身近に感じられるように、参画企業の取り組みやエピソードをインタビュー形式でご紹介していきます。 前編はこちら 研究にフォーカス!1日の中で決めていること、ブレイクスルーする
JST「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」地域共創分野(慶應義塾大学✖️鎌倉市)リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点の循環者学習分科会が運営するnoteです。こちらのnoteでは、子どもの目線でわかりやすく技術を伝えたり、研究者や技術者などの「みらいをつくる職業」をもっと身近に感じられるように、参画企業の取り組みやエピソードをインタビュー形式でご紹介していきます。 三菱ケミカル株式会社さんにお話を伺いました!こんにちは!大学生カタツムリレポー
JST「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」地域共創分野(慶應義塾大学✖️鎌倉市)リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点の循環者学習分科会が運営するnoteです。こちらのnoteでは、子どもの目線でわかりやすく技術を伝えたり、研究者や技術者などの「みらいをつくる職業」をもっと身近に感じられるように、参画企業の取り組みやエピソードをインタビュー形式でご紹介していきます。 前編はこちら 研究にフォーカス!今の取り組みや研究内容はどんなことですか?