「こんな仕事してます」口に出すと
わいてきた何かに属したい欲求
お母さんになって子供が保育園に行くと保育園ママ友ができると思ってたのですが、お母さんたちみんな仕事しているから忙しい。
会っても挨拶だけ。
パートにでてるわけでもない。
子供のころから住んでいた土地でもない。
喋れる人が旦那さんだけ。
は、日が経つにつれてきつくなってきました。
そんな時、宅配で食品を買っていた
コープ自然派さんの会員さんの中でイベント企画などをするボランティアを
募集しているというチラシを見つけました。
「食や住居、社会に興味があるお母さんたちが来るんだろうな。
今まで接点なかったし、面白そう。」
と申し込んでみました。
行ってみるとお母さんといえど小学生以上のお子さん、赤ちゃんと幅広い年齢層のお母さん方が10人くらい。
ドキドキしながら場に入ってみました。
目的があるのに進まない
そこでは、会員さんに向けてのイベントを企画するのですが、
みなさん専業主婦。
時間はたっぷりある。
だから、つい、雑談になってしまい、時間がどんどん過ぎていくのです。
私も三男出産後で、そんなにたくさんの量の仕事は持っていないからいいといえばいいのですが。
こんなイベントをするから詳細を決めようで集まってるのに一向に話が終わらない。ひどい時は次月に持ち越しなこともありました。
なぜ決まらないのか?が不思議で仕方なく。
10時頃からはじまり15時ごろまでかかることも。
え?これ何?
無駄じゃない??
私がおかしいの?
と思ってきてしまいました。
主催から見るイベント
そんなこんながありながらも企画し募集が始まりイベントの場に行くと主催側になるので、イベントの見え方が変わります。
どんな人がくるのか。
どういうことが起こりうるのか。
テーマ的にウケがいいのは?
突発的なトラブル。
何も分からない私には、こういう気配りがいるのだな。
準備がいるのだな。と1つづつ、びっくりしつつも対応していきました。
驚いたことは、専業主婦でナチュラルな暮らしを好み、質の良い物を着ている、裕福そうな主婦も、お金を出すわけではないということ。
1000円程度の参加費なら参加したい。
2000円になると人が集まらない。
え、なんで?と不思議で仕方なかったのですが、
モノにはお金を出すが、場を遊びとしてとらえているのです。
例え食の専門家の先生が来ても、お金を払うのは勿体ない。
そんな意識だったのです。
知り合った方からのお仕事依頼
その場で知り合った方たちには、
「チラシとか名刺とかホームページのデザインやってます」
と一言は、自己紹介の時に伝えるようにしていました。
そこで仕事がもらえるか?というのは全くあてにしてなかったけど。
どこかで人と人はつながるだろうから。と思って言ってたのです。
そうすると、ホームページをしてくれない?
と声をかけて下さる方が出てきました。
そこは小さなお母さんの団体だったので、協力したい気持ちもあり、
ありがたいな。と作らせてもらいました。
が、話を聞くと
小遣い程度の予算しか出せない。
とのことで、それ相応にしかこちらも出来ない。
と交渉し、作らせていただきました。
ところが、、、
結局更新がうまくできなかったのか、気分が変わったのか?
理由は分かりませんが、ホームページは数年後に消えてました。
「なんらかの事情で辞めてしまうこともあるんだ。」
作った側としては悲しく感じるし、勿体ない。
でも、価値を伝えきれていなかったのかもしれない。
その後のアフターフォロー(連絡を取る)をできていなかったからかも。
ママの集まり=お客様という感覚が私も乏しかったなと反省したのでした。
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