実体化した幸せ。その名は甥。
2020年の7月。
姉夫婦の間に子供が誕生しました。
私に甥ができました。
今まで誰にも特別な感情を抱かなかった・誰も大切に思わなかった私が甥に出会って初めて、自分の中にも愛情があるんだと知り、とても感動したこと。
そしてまた甥への愛情が爆発したので、ここにその心情を書いていきます。
ぜひ見ていただけたら嬉しいです。
もともと子供苦手なわたしを虜にした甥。
ぶっちゃけて言うと、甥が生まれる前わたしはとても不安でした。
なぜかというと、私は子供が苦手だったからです。
すごく嫌いって訳ではないんですが、子供を見てとくに可愛いと思ったことがなく、甥を見ても可愛いと思えなかったらどうしようと怖かったのです。子供を見たり、接しても「可愛い」とか「大切」とかそういった感情がないことがバレるのがとても嫌でした。
なんか世間はみんな「子供を可愛いと思うのが普通」みたいなものを感じていたので、普通じゃないことがバレると思っていました。
身近にいる赤ちゃんや子供を可愛いとか大事に思えないのは私にとってとても苦痛ですし、姉にも甥にもなんだかとても申し訳ない気持ちになりました。
しかし、
そんな私の不安を何ということもなく払拭し、甥は私の生活の中心といっても過言ではないくらいの存在に成り果てました。(これは私の家族全員かな)
きっかけなんて何もありません。
もう最初から可愛かった。
ほんと、存在するだけで愛しい。です。可愛くってしょうがない。寝てても起きても天使かと思う。会えない日は寂しいです。
頭を撫でたいし、抱きしめたいし、笑っているところもいっぱい見たい。
ですが、甥が生まれてから他の赤ちゃん・子供を可愛く思うようになったかと問われたらそうでもない。ですね。((+_+))前より少しはマシになりましたが。
やっぱ身内ってすげえなって思いです。
とにかく私の甥は可愛い。
それだけは変わらない事実となりました。
スマホが甥の画像でいっぱい
新しい服を着てパチリ。笑ったところをパチリ。寝顔をパチリ。可愛い声を動画に。ハイハイの練習中を動画に。
この一年の間にどれほど撮ったことか。
一度写しだすと止まらないので、ビミョーに表情が違っている画像がいっぱい。
なんせ我が家にとっての初孫なので、家族全員が撮るわ撮るわ。まぁ可愛いからしょうがない。
Xperiaにして良かった。スマホがXperiaなんですが、画質がめっちゃ良いのでオススメです。
自分の服よりも甥の服優先
もともと自分の服は年に1、2回ほど(それも数枚)しか買わない私。
それだのに、甥の服は着て欲しいと思えば買うように。この一年で10着以上は確実。
ベビー服・子供服ってなんであんなに可愛いのか。西松屋最強。
姉(甥のママ)は少しの間しか着られないから「勿体ない、申し訳ない」等言っているのですが。
いや、今しか着れないから買うんだよ。
これからももちろん可愛いんだろうけど、今の可愛さを存分に発揮しなくてどうする。0歳から1歳の間で結構変わる。成長していく。
7月に甥は1歳になったのですが、やっぱり6ヵ月ぐらいの写真とも比べても成長したんだなーと。髪は増えてきたし、声もたくさん出すし、ハイハイも覚束ないながらも出来るようになったし、いっぱい笑うようになったし、一人でも遊ぶようになったし。
姉家族と住んでいる家は違うんですが、とても近い場所にあってすぐにこちらの家に来れるので、ほぼ毎日甥はこっちの家に来ています。なので、私はほぼ毎日甥の成長が見れてました。
毎日のように甥と会っていたので、成長はあまり意識していなかったのですが。写真を見返していると成長しているなと実感します。
だから、やっぱり「今」着て欲しい服は「今」買わないとダメだ!と思います。
今、甥は私を含め、たくさんの大人に貢がれています。いいことですね。
もう甥を見たら幸せ
ちょっと前まで、すごく嫌だと思っていた職場で働いてて「死にたい」と自殺願望があったんですけど(今は辞めているので大丈夫です)
今、甥と一緒にいて
成長を見てて、本当に文字通り
「生きてて良かった」と思っています。
生きてて良かったなんてこと、初めて思いました。
本当に甥には感謝しかありません。
抱っこせがみは断れない
7月に誕生日を迎え、1歳になった甥。
そのころからハイハイが出来るようになり、自分一人だけでもどんどん移動していくように。
それで最近はわたしの顔を見ると、ニコーっと笑顔になって、ハイハイでこちらに向かってくるように。そして私の元にくると手を伸ばして、抱っこをせがんでくるという。
いったい誰が無視し、断れるというんでしょうか。
可愛すぎるので拒否したことなんかありません。
(多分甥は私が一番好きとかではなく、「抱っこして歩いてくれる」と分かっているから、私のもとに来るんだと思います。それでもいいんだ…)
子どもが悲しむ場面はドラマでも実際のニュースでも死ぬほどつらくなる
先日、映画「鬼滅の刃」を観に行きました。とても面白く、感動しました。
その映画の中で炭治郎の家族が出てくる場面があるんですが、もうそこで泣く(序盤のほう)。炭治郎だって子供なのに、まだそれよりも幼い子たちが泣いているのを見て、泣く。
どうも近頃は小さな子たちに甥を重ねて見るようになってます。
フィクションでも、実際にあった事件でもそう。
どれだけ気をつけてもケガや病気になることは誰でもあります。
ですが、故意に傷つけられたり、事故にあったりなど弱く小さい子供が犠牲になるというのは耐えられなくなってきました。
だから、最近ニュースをあまり見ないようにしています。
甥の成長を見守るために生きてる
(※これから書く文章を見て嫌な気分になる人もいるかもしれません。ちょっとでも不快になったら読まないで)
これまでとくに生きがいも何もなく、生きたいとも思わず、いつ死んだっていいやの精神でした(殺されたっていいとかではないです、断じて)。なんで特別生きたくもないのに、嫌なことや仕事をしながら生き永らえなきゃいけないわけと思ってました。
ですが、甥が可愛すぎてどうにか成長をずっと見守っていきたいという気持ちが芽生えてきました。
あ、働きたいと思った訳ではないです。それとこれとは別物です。
甥はいつ死んでもいいと思っていた私を「生きようかな」という気持ちにさせてくれた、かけがえのない存在です。
また甥のことは大好きなんですが、私自身は子供が欲しいとか思ったことは全くありません。
でも、皆さんにとっての子供や孫の存在は計り知れないほど大切な存在なんだろうなと思います。どうか大切な人とは一緒に生きて下さい。
0歳と1歳は全然違う。ずっと可愛いけど
生まれて2,3カ月はずっと寝ているだけだった赤ちゃんは、今は部屋中をハイハイで移動できる赤ちゃんになりました。
一人で立つことはまだ無理ですが、つかまり立ちは出来ます。赤ちゃんて結構あっという間に成長していくんだなと感じてます。
去年の10月ごろ、うつ伏せにしても頭も持ち上げられなかったのになぁと。
髪もめちゃくちゃ薄かったのに、今は耳にかけられるような長さになり、肌の表面が見えなくなってきました。
毎日のように見ていると気づかないものですが、改めて写真を見返していくと大きくなったなと感じますね。
こんなに愛情が芽生えたことはない、人に対して。
今まで自分以外の他人に対して、しっかりと愛情が自分の中にあると感じたことは一度もありません。
顔を叩かれても、髪を引っ張られても、物をぶつけられても甥を嫌になったことはない。めっちゃ痛いけど。可愛いって怖い。
でも、じゃあ
甥以外の小さい子に同じことをされても嫌にならないかと聞かれたら、絶対無理。そもそも元の愛情の深さが違う。
やっぱ甥が特別なんだろうなと思う今日この頃。
大切にしたい、幸せになってほしいなと考えたのは甥が初めてかと思います。
ただ幸せに生きてくれ
こんなに自分以外の幸せを願ったことはない。いや、自分にさえもない。
というか、私にもこんな愛情がちゃんとあったんだと自分でも驚いています。甥にはただただ笑顔で、幸せに暮らしていて欲しいです。
語り尽くした!
以上。
甥が生まれてからの私の心情の変化、愛情をただ書き連ねました。
いま甥や姪がいる方にも共感するところはあったでしょうか。
今の感情を書き出せて良かったです。自分でも感動したことだったので。
それでは最後まで見て下さってありがとうございました。
ここまで見て下さった方には幸せしか訪れません!
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