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つぶやき 〜自分の中の疑問を解消しまくる回〜

 ふと、目にした文章や事象をただ反芻している。そんなつぶやき。前回のつぶやきはこちら。

小さな疑問ばかりがたまっていく

 つぶやきコーナーで気になることを、サイトや本で調べてまとめてきた。だが、いつも書いてあることの節々に、「どうしてここの論理関係が成り立つのか」と気になってしまう。

試験までの最後の「つぶやき」は、今まで溜まりに溜まった小さな疑問を解消していこうと思う。


「気候変動」で何が起きちゃうの?

 「気候変動」の定義とはなんでしょうか。IPCCによると、

その特性の平均や変動性の変化によって特定されうる気候の状態の変化のことで、一時的ではなく、長期の天気・気温・降水量などの変化を指す。

第一生命経済研究所「気候変動の影響・リスクと対策の意義」参考

気候変動は、太陽活動周期の変調や火山噴火といった自然起源の変化の他に、人為起源の変化にも起因するとされています。この人為起源の変化「一つ」温室効果ガスの排出による地球温暖化と言われています。

「気候変動 = 二酸化炭素減らす」ではないのです。

・現状どうなの?

 環境省の「IPCC 第6次評価報告書 第一作業部会報告書 政策決定者向け要約」によると、1850年〜1900年を基準とした世界平均気温の変化は、2020年時点ですでに1℃以上上昇しており、過去2000年で例がないほど温度が上昇しているそうです。

これは人為的な要因が関わっているのではないか…と人間は考えるようになりました。主な要因として、化石燃料を燃やすことによる「二酸化炭素排出」が挙げられます。

気象庁の「二酸化炭素濃度の経年変化」のグラフを見ると、世界の二酸化炭素濃度は1980年代以降は一貫して増加傾向にあります。

・気候変動の影響ってなに?

 異常気象や作物収穫量・水資源の減少、氷床消失による海面上昇、生物種の絶滅などがよく挙げられます。具体的に何が起こっちゃうのでしょうか。

環境省によると、1℃程度の上昇では「熱波・干ばつ・洪水・低気圧等の異常気象」が起こるとされています。地域によって水資源の格差が激しくなり、かつ災害リスクが上昇するため、外的要因により生活が困難になっていきます。

2℃では「北極海氷やサンゴ礁のシステム破壊、作物収量や利用可能な水資源の減少」が挙げられています。サンゴ礁津波や台風などの高波浪を防ぎ、沿岸の集落の人名や財産を海外災害から保護する役割を持っています。だからサンゴ礁の白化現象があれだけ話題になったのです。

3℃では「広範囲で生物多様性の喪失、大規模かつ不可逆な氷床消失による海面水位」とされています。地球温暖化による海面上昇で最初に水没する国として「ツバル」がよく話題になります。検索すると、もうほぼ沈みかけている集落の写真が沢山出てきます。

4℃では「多くの生物種の絶滅、食料安全保障の大きな脅威、通常の人間活動における危険」が起こるとされています。4℃はもはや予測も追いつかないのでしょうか。とんでもないことだけはわかります。

また、気候変動が人々の生活に生じさせるリスクとして、環境省は8つ挙げています。

沿岸低地や小島嶼における死亡・負傷・健康障害・生計崩壊
大都市住民の健康障害や生計崩壊
③ 電気や水供給、保険、緊急サービスといったインフラ網・重要サービスの機能停止
④ 脆弱な都市住民・屋外労働者を中心とした、極端な暑熱期間による死亡・罹病
⑤ 都市・農村を中心とした、食糧不足・食料システム崩壊
半乾燥地域を中心とした、水不足や農業生産生低下による農村の生計・収入の損失。
熱帯・北極圏の海洋や沿岸を中心とした、沿岸部の人々の生計を支える生物多様性や生態系サービスの喪失。
⑧ 人々の生計を支える陸域や内水の生物多様性、生態系、関連する財サービスの喪失。

環境省「IPCC 第5次評価報告書 第2作業部会報告書 政策決定者向け要約」
より引用

・具体的な対策ってなに?

 私は「適応」と「緩和」の二つの考え方が必要だと考えています。「適応」では食を守るための農作物の対策や、気象災害から実を守るために避難所コミュニティや避難経路を観光といっしょに確認することが挙げられます。

「緩和」では省エネ行動や再生可能エネルギーの促進で、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を削減することが挙げられます。


参考文献はこちら


ブルーカーボンってなに?

 ブルーカーボンとは、沿岸・海洋生態系が光合成により二酸化炭素を取り組み、その後海底や深海に蓄積される炭素のことを指します。

光合成によってこのように海底に二酸化炭素が蓄積される

ブルーカーボンの活用は、海の豊かな生態系を育成するだけでなく、大気中の二酸化炭素を捕捉して吸収する「ネガティブエミッション技術」の一つとも考えられています。

ネガティブエミッション技術とは、なんでしょうか。経済産業省は定義をこのようにしています。

ネガティブエミッション技術とは、DACや生物機能利用と、貯留または固定化等を組み合わせること により、正味としてマイナスのCO2排出量を達成する技術有機物を土壌に貯蔵・管理する技術。 CO2貯留量が、自然分解による土壌から のCO2放出量より多い場合に土壌炭素貯留となる。

経済産業省「ネガティブエミッション技術の検討方針について」より引用

DACってなんでしょう。どんどん知らない言葉が出てきます。

DACとはDirect Air Capture の略でそのまま訳せば「直接空気回収技術」になります。大気中から二酸化炭素を直接分離・回収する技術を指すそうです。

回収された二酸化炭素は、再生可能エネルギーや廃棄物エネルギーとして利用されるそうです。ちなみに、

大気中の二酸化炭素を回収するのがDAC
火力プラントの排ガスなど高濃度の二酸化炭素を回収するのはCCSと呼びます。火力発電でかつ化石燃料や石炭、重油で発電する際に出る二酸化炭素が高濃度です。

もとの話に戻りますが、ネガティブエミッションとはつまり、DACなどの技術や生物を使って、排出した二酸化炭素を地中に貯めよう…ということでしょうか。出した二酸化炭素を地中に貯めてないない…排出量は確かに減りますね。

カーボンニュートラルの考え方の一つに、ブルーカーボンがあるような感じでしょうか。

・貯めた二酸化炭素、どうなっちゃうの?

 そこで気になるのは、地中に貯めた二酸化炭素はどうなってしまうのか…。地球の環境は「循環」で成り立っています。問題なのは二酸化炭素の循環の和に「過去の二酸化炭素を追加」してしまうことだと私は考えています。

化石燃料を燃やすことで、溜まっていた過去の二酸化炭素を放出することになります。今まで二酸化炭素の循環によってうまく保たれていた均衡が、人間によって崩されてしまう。イレギュラーな事態になってしまうのです。

そこでブルーカーボンについて考えてみます。一時的には二酸化炭素を地中にないないして、排出量を抑えることができるかもしれません。ですが、地中にとっても過剰に二酸化炭素が入ることはイレギュラーな事態なのです。

森林は二酸化炭素を貯めることができます。ですが日本では林業の担い手不足や森林の老齢化により、二酸化炭素の吸収量が減少しています。不適切な管理や伐採、山火事によって一気に二酸化炭素が放出され、今では問題視されています。

ないないはよくないのでは…と森林の例を知ったときから思っていました。

・どうなっちゃうのか調べてみたけど

 ブルーカーボン生態系は何があるのでしょう。

・海草
・海藻
・干潟や湿地
・マングローブ林

グラフを見る感じ、海藻が年間吸収量として高い傾向があるみたいです。参考はこちら。

人間の活動によって、ブルーカーボン生態系は減少傾向にあり、保護活動が必要不可欠になっています。二酸化炭素を貯める植物自体が減少しているため、それを元の数に戻そうとしていると考えればよいのか…?

貯めた二酸化炭素がどこにいっているのか、詳しく書いてある記事は調べてみた限り、ありませんでした。もし、「貯めた二酸化炭素がどこにいくのか」について載っている記事を見つけた方は、教えていただけると嬉しいです。

もやもやしています。


参考文献はこちら↓

マイクロプラスチック、どうして海に流れる?

マイクロプラスチックとは、一般的に5mmよりも小さくなったプラスチックのことを指します。主に一次と二次プラスチックの2種類に分けられています。

一次プラスチックは、スクラブ入り製品やマイクロファイバーなど、微細なサイズで最初から製造されたプラスチックのこと。例として歯磨き粉や洗顔料を指します。

二次プラスチックは、プラスチック製容器などの大きなプラスチックが自然環境の中で徐々に砕け細かくなったもののこと。例としてペットボトルやビニール袋を指します。

 海に流れてしまっているプラスチックの約8割が、市街地や陸地から発生したものと言われています。海に直接投棄されているものよりも陸地から発生しているもののほうが多いのです。

どういう調査のもと、このようなデータがわかるのでしょうか。すこし気になります。

陸地から海に流れ込むゴミとして、主に2つの状況が考えられます。

1つ目は「投棄されたもの」です。家内や車、屋外などで発生したゴミを道路や川沿いに放置した場合が考えられます。原因としてゴミ箱がなかったり、貧困でゴミ袋が買うことができずゴミがそのままになってしまったりすることが挙げられます。

今日は友だちと「街のポイ捨て」について「捨てようと思った時にゴミ箱がないから捨てる」という話をしました。ですが、ゴミ箱を外に設置すると、カラスが荒らしてしまったり管理が大変だったりと問題が多く出ました。難しい。

2つ目は「漏れ出たもの」です。ごみ捨て場やゴミ箱に捨てられたものの、回収などが間に合わずに散乱した場合が考えられます。また、事業や災害対策などで使用した資材が不要になったり老朽化したりしているのにもかかわらず、放置されている場合もあります。

プラスチックをそもそも使わず、紙を使っていこうという取り組みも大切ですが、私はプラスチックを使っていく中で「海へ流出しない取り組み」「きちんとゴミは全て処理する」取り組みも大切だと思っています。

近所の用水路には高低差があり、高いところから低いところの水路の途中に網が張ってありました。実際にどうして貼ってあるのか聞いてみたところ、流れてきたゴミが詰まってしまうと田んぼに水を流せないからろ過しているという話でした。

今思うと、それは田んぼだけではなく水の循環においてゴミを取り除いて、よりきれいな水を保つことができる方法だったのかなと。

IoT技術ってそもそもなに?

 IoT技術とは「モノのインターネット」を意味し、家電製品や車、建物など様々な「モノ」をインターネットでつなぐ技術です。

モノが収集したデータをインターネット経由で送信し、蓄積していきます。分析されたデータはアプリによって可視化されて、業務環境の改善や効率化などの価値を生みます。

今回は「IoT技術と建設業」の活用例を課題から見ていきます。

・建設業の課題って?

 建設業界は主に2つの課題を抱えています。1つ目は現場作業員の高齢化が進み、人材の確保や育成が進まないことです。

熟練した技術を持つ現場作業員は高齢化し、その技術を引き継ぐ若年層が大幅に不足しています。建設業界は専門的な技術や知識を要する作業が多く、技術を身につけるまでに時間を要します。

今後の建設業界を支える人材の確保や育成が大きな課題です。

2つ目は現場作業で起こる労働災害の問題を抱えていることです。建設業では現場での事故やケガが多いです。2020年では死亡労働災害として、全産業の中で建設業が最も多いことがわかっています。

人間が無意識に危険を回避するようなシステムや危機などの導入が必要になります。

・建設にIoT技術を活用した例は?

 建設業界では現状の課題を解決するために、IoTを活用した働き方改革やi-Constructionを推進しています。i-ConstructionはICTを活用して魅力ある建設現場を目指す取り組みのことです。

具体的な事例を見ていきましょう。

■ 鹿島建設株式会社のIoT活用事例

 鹿島建設株式会社では、生産性の向上や建設業界全体の魅力向上を目的として、IoTを導入しています。具体的には他社と連携しながら下記のような3つの取り組みを実施しています。

1つ目は機械の遠隔操作システムや場内搬送管理システムの導入、2つ目はドーロンの活用、3つ目は溶接ロボットや清掃ロボットの活用です。

この3つを使うことによって作業効率が大幅に良くなるため、労働環境改善にも、人手不足にも対応することができます。

また、機器の運転状態などを把握するセンサーの設置と遠隔での監視を組み合わせて、建物の異変やトラブルをいち早く検知することもできます。

私の考えとしては、「成長し続ける家」として、帰宅時間に合わせて五分前に暖房や冷房がつく仕組みや、鍵を家から持ち出さずに外出した際は、スマホに通知が届くなどの仕組みがあれば、もっと住みやすくなると思います。

また、「一緒に成長し続ける家」として、階段の上り下りをデータとして記録しリハビリや運動の一環としたり、冷蔵庫の中身のデータを使って、栄養価のバランスが取れた食事をAIが提案することで食生活の改善につながったりします。

音や照明で赤ちゃんを寝かせることができるかは不明ですが、赤ちゃんの夜泣きが激しいときには子守唄がかかったり、親にとっても心理的に安心できる空間を作ることができるかもしれません。

大学で建築について幅広く学びながら、新しいアイデアを想像できるように深い知見をもっと増やしていきたいです。

他県の地域活性化ってどんなことしてるの?

・秋田県大仙市

 秋田県大仙市では、市街地再開発事業により、地域の中核病院や子育て支援施設等の都市機能駅に集約させることで、商店街と地域住民の交流施設を兼ねる「まちなか拠点施設」として地域一帯を創り変えました。

この再開発では、エリア内の歩行者通行量の増加を一つの目標にしており、結果として増加し、地域の利便性の向上と住民活動の活性化に貢献しました。

さらには地元の商店主と地元出身のデザイナーが協力して、新たな商品開発に取り組みました。30代から40代の女性をターゲットにした商品のPRをすることで、新しい顧客ニーズの獲得にも繋がりました。

・新潟県見附市(みつけし)

 新潟県見附市では、地域の高齢化や人口減少によって生じる様々な社会課題を克服するため、健康遊具の設置などの快適な歩行空間の整備の実施により、商店街と協業して住民の外出機会を増やす取り組みを行いました。

平成28年時点で、1,445人の地域住民がウォーキングなどの活動に参加し、参加者の体力年齢の若返り効果を調査したところ、開始から30ヶ月で体力年齢が約15歳も若返る結果となったそうです。

住民が健康になることで、医療費の削減につながるほか、商店街の商品券などを活動の景品とすることで、地域経済の活性化にも効果があったそうです。

・滋賀県長浜市

 滋賀県長浜市には、黒漆喰(くろじっくい)を用いた黒壁と呼ばれる建造物に代表される歴史のある町並みがあります。

この黒壁を活かして、連続性のある街並みを整備するとともに、ガラスをテーマにした新たな産業の確立を目指すことで、地域内にある空き家の解消と創業や居住を支援する取り組みを行いました。

また、地域内にある空き家を新規出店者へ店舗として貸し出すことで、新規出店の促進に貢献しました。空き店舗の活用や既存店舗のリノベーション件数は平成20年の6件から、平成27年には83件にまで増加しました。

さらに、ガラス工芸品などの販売売上を空き店舗の改装などの町並み形成に活用することで、地域経済の活性化と空き家対策に繋がりました。

個人的には景品を地域の商品券などにすることで、地域の経済も回すことができ、地域全体の活性化に繋がる視点は新しいと感心しました。

太陽光発電って処分のときどうなんだろう?

 調べてみると、ソーラーパネルの製造時には重金属や有害物質を使うことが多いそうです。具体的には、「シリコン系」「化合物系」「有機物系」に分類されており、シリコンにはケイ素が含まれています。

そのため、廃棄やリサイクルの際に土壌や水質を汚染する可能性があります。また十分にリサイクルされていない現状もあり、廃棄時にも気をつける必要がありそうです。

「生態系」と建築って関係ある?

こちらはメモ代わりにします。

交通インフラってなんなのだろう

 インフラとは、社会や経済、国民の生活を支える基盤のことです。電気やガス、水道、道路、公共交通機関など、それがないと生活が成り立たないものを指します。

交通インフラでは、人々の移動に関わるインフラで、道路や信号、橋、トンネル、鉄道、港湾、空港など、交通に関する様々な要素を含みます。特に物流では効率に大きく関わっています。

ですが、一部の地域では過疎化が急激に進行し、地域交通網の維持が困難になっています。利用者が大幅に減った鉄道会社やバス会社などの交通事業者では、多くの赤字路線を抱え、事業継続が難しくなっているところもあります。

そこで今注目されているのがMaaS(マース)です。国土交通省の定義としては、「地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービス」としています。

具体的には、車を個人で所有するのではなく必要な時に利用するカーシェアリングや、乗客の有無や希望する目的地のルートとスケジュールを最適化して運行するオンデマンドバスなどが挙げられます。

信号とか道路だけじゃないんだな。これこそIoTの活用例ですね。https://constructive-voices.com/ja/%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%A4%9A%E6%A7%98%E6%80%A7%E3%82%92%E9%AB%98%E3%82%81%E3%82%8B%E5%BB%BA%E7%AF%89%E3%81%A8%E3%81%AF/

廃棄物エネルギーの例はなに?

 そもそも、廃棄物発電とはバイオマス発電の1つです。バイオマス発電で活用する燃料は主に6つに分類されています。

① 木質系…林地残材、製材廃材
② 食品産業系…食品加工廃棄物、水産加工残渣
③ 製紙工場系…黒液・廃材、古紙
④ 産業・畜産・水産系:産業残渣、家畜排泄物、糖・デンプン、パーム油
⑤ 建築廃材系…建築廃材
⑥ 生活系:下水汚泥、厨芥ごみ、産業食用油

出典:資源エネルギー庁

食品加工廃棄物とは、食品の製造や調理過程で生じる加工の残りで、食用にすることができないものを指します。また、売れ残りや食べ残しも含みます。

ここで残渣(ざんさ)の意味を再確認。

残渣は、ろ過したあとなどに残ったかす。

goo辞書

水産加工残渣とは、水産物の水揚から消費に至る一連の流通過程の中で発生する生ゴミを中心とする残渣のことです。

黒液は、木材から木質繊維を取り出す過程で排出される黒色液体の廃棄物のことです。黒液には有機物が豊富に含まれており、濃縮することである程度水分を取り除いたあとに、燃料として使用することができます。

・どうやって発電するの?

 ではごみ発電はどのように発電するのでしょうか。大きく3つに分類されています。

■ 直接燃焼方式

 廃材や可燃ごみ、精製した廃油などを直接燃焼し、蒸気タービンを回すことで発電する方法です。

■ 熱分解ガス化方式

 直接燃焼方法と同様に廃材や可燃ごみなどを燃やしますが、加熱し発生させたガスでガスタービンを回します。

■ 生物化学的ガス化方式

 家畜の糞尿や生ゴミなどを発酵させて、バイオガスを発生させます。発生したバイオガスでガスタービンを回します。

廃棄物を利用することで、電気から生まれた利益を林業や水産業へ還元し、労働者の賃金が上がったり、雇用数が増加したりと「地域活性化」につながるメリットがあります。他にも脱炭素化が挙げられます。

ですが、当然デメリットもあります。ダイオキシンなどの有害物質が排出される危険性や、発電効率が悪く、収集や管理にコストがかかってしまう点が挙げられます。

国の助成金や支援が再生可能エネルギーには必須だと思います。


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はら みゆい
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