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20年間アトピーと向き合って、学んだ事

初めて投稿させて頂きます。
katashinと申します。
ご覧になって下さり本当にありがとうございます。

私は20年間アトピー性皮膚炎を患い、自分の身体と向き合ってきました。
その間に改善、悪化を繰り返しながらアトピーから学んだ事、気づきが沢山ありました。

自分の気持ちに正直に生きる
・自然との繋がり
・高機能センサーとしての役割
・心と体はリンクしている
・感謝する

この経験は、私にとって大きな財産となっています。
私がアトピーから学んだ事を参考にして頂けたらうれしく思います。

今回は、自分の気持ちに正直に生きる事について書かせて頂きます。

「自分の気持ちに正直に生きる事」
とてもシンプルの様で難しい事かもしれません。

私は小学2年の時から剣道を習っていました。
父が剣道の先生だったので、物心つく頃には剣道をやっていました。(やらされていました)
私は剣道の稽古が本当に嫌いで、高校3年まで剣道を続けましたが、一度も楽しいと思ったことがありませんでした。
当時はサッカーブームで、周りの友達はサッカーをしていて、とても羨ましく思った事を覚えています。

この時点で、私は自分の気持ちに正直に生きていませんよね…。

ですので、当時は小児喘息に悩まされていました。
定期的に発作が起こり、食事が食べれなくなりガリガリに痩せてしまってました。
気管支拡張剤(ステロイド剤)を手放す事が出来ない日々でした。

また高校時代は剣道の小手で手が酷くかぶれてしまい、両手包帯を巻きながら、多感な青春時代を過ごした苦い記憶があります。

今思い返してみると拒否反応としてあらわれた症状で「身体はとても正直だなぁ~」って思います。

高校を卒業してから、重度のアトピー性皮膚炎を発症しました。
ここから永いアトピーとの向き合いが始まります。

幼少期から剣道や教育で培われた<我慢することが美徳>という精神は、本来の自分で生きるという事をかなり遠ざけてしまっていた様に思います。

社会に出てやりたくない仕事を世間体などの面から選択し我慢して続けていると私のアトピーは必ず顔を出してきます。
睡眠をとることも出来ないくらい悪化してしまいます。
体調不良により長期休んだり、退職せざるを得ない事もありました。
その都度周りの人達に迷惑をかけている自分に嫌気が差して
「俺の身体って本当に不便だなぁ…」って何回も自分の身体を呪っていました。
「自分は社会不適合者なんだぁ…」と自分自身を責め、年月と共に自己肯定感を持てなくなっていました。


しかしある時ふっと気がついた事がありました。

ボロボロの状態でも良くなろう、良くなろうと献身的に働いてくれいる身体が愛おしくなってきたのです。

人の身体には恒常性(ホメオスタシス)機能が備わっているそうです。
常に身体を一定の状態に維持してくれるありがたい機能です。
「ボロボロでも身体はいい方向へ健気に頑張ってくれている…」
そんな事を思えた時に、私は自分の身体を責める事をやめました

大切な乗り物である身体に対して、「ありがとう」の感謝の気持ちが芽生えてきました。

身体が乗り物であるのならば、心は操縦席の役割があるのではないかと思います。

乗り物の身体が懸命に良い方向へと働いてくれているのなら、その身体に逆行しないように 「自分の気持ちに正直に生きる」を選択していこうと決意しました。

私は自然が大好きです。
現在自然に携わる仕事に就きたいという想いから、人に自然を伝える事ができるガイドの仕事をしていこうと思っています。

自分の気持ちに正直になって…。

また続きを書かせて頂きます。
最後までお読み下さいましてありがとうございます。











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