タケイさんも、日系人強制収容所に送られた。
2月19日は、日系アメリカ人にとってはDay of Remembrance(追憶の日)。1942年、ルーズベルト大統領が太平洋岸に住む日系アメリカ人を強制収容する旨の大統領令9066号に署名したのが、2月19日だった。
noteコミュニティーにいるほとんどの皆さんにとっては、はるか昔のことよね。私でさえ、3年ほど前まで、日系アメリカ人の強制収容についてはあまり詳しく知らなかった。
3年前、スタートレック(これも古いか)に出ていたジョージ・タケイさんがダラスにきて、ご自分が子供のころ収容所に入れられていた時のことを話してくれた。
タケイさんは、カリフォルニアでずっと、人権やLGBTQの権利、民主主義の擁護の活動を続けてきた。「日系人強制収容について、カリフォルニア州が公式謝罪の決議採択」というニュースを目にして、タケイさんのことを思い出しました。
上の写真は1976年9月に、NASAがスペース・シャトル・エンタープライズ(本物よ)を発表した時に、宣伝に集まったスタートレックの出演者たち。若きタケイさん、いますね。わかります?
タケイさんが2017年にダラスに来た時に、わたしもこんな記事をお友達とやっているサイトに書いたので、ぜひ、写真だけでも見てみて。
強制収容所があったのは、カリフォルニアだけでなく、ユタ、アリゾナ、ワイオミングなどの荒れ地にいくつも設けられた。人間の気持ちって、恐怖に支配されやすいもの。見た目が違うだけで、「敵かもしれない」とふと思い、そのうちに「危険な存在だ」と思い込む。
外国人労働者や、今では新型コロナウィルスでも同じようなこと、ありますよね。みんな、心を恐怖に支配されないように、頭をクールにしておこうね。