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Windows XP SP2以前でのオーディオドライバの認識方法

Windows XP SP3以降ではMS公式からパッチ(KB888111)が当てられいるため、すぐにオーディオドライバがインストールできますが、それ以前の環境ではハッチが当てられておらず、かつ自動更新では入手できない模様です。
今回はKB888111の適用方法と、これに関連する話についてしていこうと思います。

注意事項

Windows XP SP2以前からSP3に更新しても、KB888111が導入されないのは上で書きましたが、実はSP3のままKB888111を導入することはできません。
つまり、折角SP3まで更新して、グラフィックドライバから何まで導入や更新をしても、KB888111を導入し忘れた場合、結局SP2以前の最初の状態からクリーンインストールをすることとなってしまいます。(筆者です)
そのため、何よりも先にこのパッチとオーディオドライバを導入することを強くお勧めします。

ダウンロードとパッチ適用

リンクが現在は削除されているので、前回も紹介したWayback Machineを使用します。

https://web.archive.org/web/20160801150545if_/http://hotfixv4.microsoft.com/Windows%20XP/sp1/UAA_HD_Audio_OOB_update/5013/free/216954_intl_i386_zip.exe

※クリックするとすぐにダウンロードが開始されます。
ダウンロードしたものを適用するXPで実行し、手順通りに進めます。
次にファイルの展開場所に移動して、展開されたファイルのうち、zipファイルを解凍し、解凍したファイル中の使用する言語名のファイルの中の使用しているOSバージョンの名前のファイルを実行します。
すると再起動後か前かのタイミングで右下にドライバ関連のポップアップが出現するはずです。
これでパッチは適用されたので、残りはオーディオドライバを導入するだけです。

追記

筆者はこれをDELLのVostro 1520で、新たにクリーンインストールしたWindows XP SP2でやったのですが、
なぜかVostro 1520の公式のドライバダウンロードページがとてつもなく入り組んだ感じになっていて、なかなかほしいドライバが手に入らず、右往左往していました。
どうやらダウンロードファイルの種類を選択するところでほしいドライバの種類を指定すると、きちんと出てくるみたいです。(もしかすると本当に出てこないとかもあるかもしれませんが、それはないと信じます)
それでずーーーーーーーーーーっとオーディオドライバが見つからねぇ!
しかも他で拾ってきたやつですら動かねぇ!おいこれどうすんだ!
みたいな状況になっていました。
そして公式の正しいオーディオドライバもろくに見つからないままこのパッチについての記事を見て、これのせいだと思い導入したのですが、やはりドライバが違うのでもちろん導入できず、どうしようとお先真っ暗状態で、ふともう一度ダメもとで公式のダウンロードサイト見てみるかと試したところでやっと見つかった次第です。

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