東京少女、アメリカの田舎で生きる
私は、東京で生まれ東京に育ち、16でアメリカの田舎に一人で留学した。大学ではデザインを専攻した。そこで、田舎の暖かさを知ることとなる。
人もいない、ビルもない、遊ぶ場所だってない、ご飯を食べるところもろくにない街で、学んだことはデザインだけじゃなかった。
空気の綺麗さ、星の明るさ、暗闇の暗さ、人の温かさ、時間のゆっくり流れる音、またここに、帰ってきたいと思う気持ち。東京で生まれ育ったからこそ、田舎の素晴らしさがわかり、田舎で4年過ごしたからこそ、東京の偉大さがわかる。人の