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放っておいても「直美(ちょくび)」が自滅する理由(わけ)【研修医向け】
はい、また「直美(ちょくび)」イジり、しま~~~~す。
保険診療から逃げる若手医師たち。
駆け込む先は、美容外科。
今まさに問題になっている「直美」問題。
「直美」の増加を国も心配しているけど、
ぶっちゃけ、そこまで心配しなくて大丈夫です。
なぜかって?
「直美」は頭すっからかんの基本バカなので、先のことを考えていません・・・。
このままいけば、確実に「直美」は自分たちの首を絞め、自滅するからね。
まあ自明なことだけど、あえて説明しますと・・・。
保険診療と違って、美容医療はサービスが「言い値」で決まります。
そして、その言い値に応じて医者の収入も決まってくるわけですよ。
まあ、良くも悪くも完全・市場経済です。
アダム・スミス的に言えば、「神の見えざる手」なわけ。
5、6年前は未経験でも初年度の年収は2000、3000万が普通だったらしいけど、
今や色々と条件を付加されて、やっとこ2000万いくか・いかないか、らしい。
たしかに求人をみても下がっている気配があるよね。
もちろん細かい数字は変わるでしょうけども。
言いたいのは「相場として下がっている」ってこと。
★(クリニック採用者の)需要 <(市場に流れこんでくる医師の)供給★
の不等式状態にあり、そうだからこそ、相場が下がっている。
あとは大手チェーンの年収相場が「業界指標」になってくるので、
大手が下げざるを得なくなると、巷のクリニックでも当然下がってきます。
いろんな要因もあって、
このままいけば、「普通の保険診療の医者」の年収相場である1000~1500万円程度まで、
下降してくると予想されます。
そうなってくると「わざわざ美容に行く意味なくね?」と直美は考え始めます。(もっとも、また別の怪しい進路を取るんでしょうが・・・)
その均衡点で、流入は止まってきます。
逆にいえば、そこまでは直美が増えますが、
まあ、あと数年か、もって十年くらいでしょうかね・・・・。
皆さんはどのくらいの数字を見込みますか?
まあ、どのみち、そんなに心配しなくて大丈夫。
ほっとけ、ほっとけ。