ぼくらが出会ったあの子の話「このパソコン、こわれてます」
▼前話「タテ、ヨコ、ナナメ」
カタリバが日々子どもたちと関わりあう中で、忘れられない"あの子"とのエピソードを紹介するマンガ連載「ぼくらが出会ったあの子の話」。
これまでは、「カタリバホーム」という中高生たちの居場所と、そこに通う中高生やスタッフたちのエピソードを紹介してきました。
今回からは、2020年以降、コロナ禍で日本全国に大きく広がったオンラインでの取り組みにフォーカス。オンラインでの居場所づくりと学びのサポートに取り組む「キッカケプログラム」で出会った子どもや保護者たちとのエピソードを紹介していきます。
このパソコン、こわれてます
コロナ禍、子どもたちを取り巻く環境は一変しました。
学校で感染者が出て臨時休校になった、もしくは休校は終わったけれど持病があるから感染が怖くて学校にいけない。。。オンラインで遠隔授業をするみたいだけど、家からインターネットにアクセスできるのはお母さんのスマホだけ。GIGAスクールで端末が配られたけれど、持ち返ってくることはできない、どうしよう。。。
などなど、各家庭にさまざまな事情があります。
でも、どんな事情があってもできるだけ多くの子どもたちが"学び"を止めずにいられるように。カタリバは、オンラインという新しい学びの環境にアクセスする大切な最初の一歩に、そしてそのあと最大限活用していけるように、しっかりと伴走していきたいと思っています。
次話は、キッカケプログラムに参加する子どもと伴走者(メンター)さんのエピソードを紹介予定!ぜひおたのしみに。
▼キッカケプログラム、実際の発送時の様子
▼次話「お母さんの涙の理由」
▼全話を読みたい方はこちら
漫画制作:はしもとあや
監修:認定NPO法人カタリバ