「高校生の気持ちを置き去りにしない」 ある失敗から学んだ大切なこと
私は「子どもの居場所」でさまざまな事情を抱える子どもたちをサポートするかたわら、2023年からは「高校生の居場所」事業も担当しています。この事業を進めるうえで私の指針の1つになっているのが、入職当初の苦い失敗経験です。
今日はその出来事についてお話ししたいと思います。
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失敗経験をお話する前に、カタリバとの出会いについて簡単にご説明します。
私は学生時代から教育に関心があり、大学2年生のときに「出張授業カタリ場」のボランティアに参加しまし