命あるものにいつか終わりがくる
島に移住してお世話になったおばあちゃんが亡くなった。
そのおばあちゃんはシャキッとしてて認知症なんかこの世に無いんじゃ無いかと思うくらいしっかり覚えていて、1人で暮らしていた。
畑や家のことを手伝って、たまにご飯を一緒に食べて。
美味しいものを作ったときはきまって電話をくれて誘ってくれていた。
私の家の前を通る時は私の名前を呼んでくれた。何故かそそくさと電動シニアカーでさっていくからいつ出ても過ぎ去ったあとだったけど。(それだけは不思議だった笑)
昔愛犬が亡くなった時生きているものには必ず終わりが来ることを痛感した。
一緒に過ごせる時間を大切にしていなかった、他のことを優先していたことを後悔した。
そんな自分が本当に嫌だった。
だから、もう2度と後悔しないようと、思っていたのに...。
途中から他のことが忙しくなったり、自分が体調を崩してなかなか会うことができなくなった。
施設に入ったって聞いて、帰ってきたらまた会いに行こうと思っていた。でもそんな機会は2度と来なかった。
会えなくなる前にまたお話がしたかった。一目元気な姿を見たかったなぁ。
もう2度と後悔しないように。好きな人達と過ごす一瞬一瞬の時間を大切にしたい。
自分自身いつ何があるか分からない。
過ぎ去っていく時間の中で後悔しないように生きるようにしよう。