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若さは最大の武器(※年齢だけの話ではない)

一昨日から2日間、1年生向け「自己の探求プログラム」を実施。
27名の学生たちが参加してくれた。
プログラムを提供してくださったのはラーニングバリューさん。

このプログラム、地域創生学群が開設された2009年度からコロナ前までは、毎年のように実施していた。しかも、1年生全員必須扱いで。
そして、数年間の中断期間を経て、昨年度より復活。
ただし、希望者のみ。
それはさておき、このプログラムは参加してくれた学生たちに大変好評なのだ。
ポジティブ全開な感想だけでなく、「この1年間、周囲を恐れて他者との積極的なコミュニケーションを避けていたのがもったいなかった。反省している。こんな自分のことも認めてくれるし、話してみると、普通に受け入れてくれるんだってことが分かってよかった。」みたいな感じの感想もあり、参加学生にとって、ほんとにいい時間だったというのがよくわかった。

プログラムは2日間約18時間という長丁場。
その間様々な個人ワークやペアワークやグループワークを行う。
講師はちょっとした説明と進行をするだけで、ほとんどの時間は学生たち自ら色々とやっている感じ。
だから、あっという間に時間が過ぎていく。
内容を表すキーワードを挙げるとすれば「違いを大切にする」「他者理解」「目標統合」あたりかな。
他者との協働で物事を進めるために必要となることを、各種ワークを通じて体感するイメージ。

おそらく、グループで話し合いをしたり、何かに取り組む際、「自分はこう思うのに、なんで分かってくれないんだろう?」とか「え?なんでそうなるの?」みたいに感じることが多かったと思う。特に若いうちは。
極端にいうと、自分が考えていることが全て当たり前で、それ以外の考えなど存在しないくらいの感覚だったと思う。

けど、実際はそうじゃないし、なぜそうじゃないのか?っていうのもワークを通じて考えさせられ、気づくことになる。

そもそもの思考パターンの違いもある。
物事の捉え方に関する癖の違いもある。
生きる上で大切にしたいことの優先順位の違いもある。
得意なことと不得意なことの違いもある。

そんなふうに色々な違いがある。
ただ、これだけ見ると、他者理解や多様性理解みたいな話だけなのかな?って感じてしまう人もいるかもしれない。

けど、実はそれだけではない。
最終的には、自分のことを深く知ることができるわけだ。
単に自分を深掘りするというより、他者との比較というアプローチで。
つまり、他者との違いを認識することで、自分自身のことを理解することができ、他者からのフィードバックを受けることによって、自分自身の性質を認めてあげることができるっていう感じ。
それが一番大きいと思う。
そうして、最終的には2日間で自分自身の成長や変化をしっかりと感じ取ることができる。

プログラム終了時の表情が全てを物語っている。
僕はこのプログラム皆勤賞だと思うけど、毎回この瞬間を楽しみにしている。
たった2日間だけど、今後につながる大きな変化を見せてくれる。
こういうのを見ると、やっぱり若いっていいなって思うし、若さは最大の武器だなって思う。

とはいえ、ここでいう若さというのは年齢だけではないとも思っている。
もちろん、大部分は年齢的なことだけど、それだけではない。
その人が持つ「向上心」「柔軟性」「冒険心」「感受性」などの心持ちやあり方っていうのも若さと言えるんじゃないかと思っている。
つまり、僕も若いってことw

ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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