ラーニングピラミッド
水曜日午前は1年生向けの必修科目の時間。
うちの学部は実践と理論の両立をコンセプトとしたカリキュラム構成にしているので、1年生の1学期から地域等での実践活動をすることになる。
水曜日の2限はその進捗報告等を行う時間としている。
内容はさておき、最後にこの時間を仕切る先輩教員から学生たちに向けて、ヒントとなるキーワードが告げられた。
その1つが今回のタイトルにしている「ラーニングピラミッド」だ。
残念ながら、その話をしているとき、このキーワードをメモっている学生はほとんどいなかったように見えたので、タイトルにしてみたw
僕にとっても新たなキーワードだったので、その場ですぐにググって内容確認したのが以下のサイト。
読んでみると、以前、違う形で聞いたことがある内容と近かったので、すんなり納得できた。学生の皆さんはぜひ読んでみて欲しい。
超簡単にいうと、教える側にまわる方が圧倒的に学習定着率が高くなるっていう話。
で、気になったのが、ここに示されている各段階に、その学習機会としてのカリキュラムがどれくらい対応しているのか?ってこと。
うちの学部の場合、講義がデモンストレーションあたりまでは確実にカバーしており、ゼミや実習で自ら体験する部分まではカバーできていると思う。しかし、特にうちのゼミの場合は、他の人に教えるという部分が組み込まれているかというと、微妙かもしれないと思った。
それがうまくデザインされている同僚たちのゼミもあるので、それも参考にしつつ、うちのゼミにはうちのゼミにあった方法があると思うので、それを模索していきたいと思った。
さいごに。
学びの効果を最大化するために、ラーニングピラミッドの概念を理解しておくことが重要だっていうことはサイトの内容を読んでもらえればわかると思うけど、僕なりに考えたことがもうひとつ。
今日提示されたのはちょっとしたキーワードだけど、それをもとに自分で調べてみて、その内容を自分が携わっていることにあてはめてみたときに、何がいえるのか?そこからどんなことが考えられるのか?そして、それを実際に試してみて、結果を検証する。
そんな一連のプロセスを積み重ねることが大事なんじゃないかなって思った。
ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!