今日から読み始めた本「君に友だちはいらない」 瀧本哲史 著
僕が瀧本哲史さんの著書と出会ったのは、10年ちょっと前のこと。
地域創生学群が設置されて数年経ったタイミングだったお思う。
新しくできた野心的な学部に期待を持って入学してくれた学生たちにどんなことを伝えるか?日々模索している中で出会ったのが、瀧本さんの著書である「僕は君たちに武器を配りたい」「武器としての決断思考」という本だった。
その本を読んだ時、一瞬で瀧本さんのことを超リスペクトしたことを覚えている。このお方は、とてつもなくすごいなって。そして、語り口が、なんだかとても心地がいいって。
それ以降、他の著書に触れることはなかったのだが、瀧本さんが中学生向けの講演会で語ったことをまとめた記事を読んで、改めてすごいって思ったし、その記事は毎年のように学生たちに読んでもらっている。
ただ、瀧本さんは2019年の8月に47歳という若さでお亡くなりになられた。
それを知った時はショックだった。
そして先日のこと。
僕が尊敬・敬愛するザキオカ先輩(岡崎正信さん)のnote記事で瀧本さんの著書が紹介されていたので、これは読まなければ!って思って即ポチして読み始めたのが、今回の本「君に友だちはいらない」ということだ。
今日その本が届いていたので、晩ご飯を食べ終えたあと、お酒を飲みながら、はじめに、目次、1章を読み終えたところでこの記事を書いている。
もう、はじめにの時点で面白いし、目次のワードには好奇心がそそられるし、1章読み始めただけでワクワクする感じだった。
目次構成はこんな感じ。
※章の中は細かいチャプターに分かれているけど、量が多いので章タイトルのみとさせてください。
第1章 秘密結社をつくれ
第2章 本当の「良いチーム」とはなにか
第3章 ビジョンをぶちあげろ、ストーリーを語れ
第4章 よき仲間との出会いのために
第5章 チームアプローチはあなたと世界をどう変えるか
第1章を読んでみて印象に残ったフレーズを挙げるとこんな感じ。
p.31 世の中を変えるのは「世代交代」
p.35 世の中を変えるのは、いつの時代も、どこであっても、古いパラダイムや価値観にとらわれていない新人(ニューカマー)である。
p.35 青年よ、小さなゲリラ的チームをつくれ
p.38 失敗を恐れて萎縮する人ばかりの社会は、硬直化し、減退していくだけだ。これからの日本は何より、チャレンジする人の母数が増え、たとえ失敗しても何度でも敗者復活戦に挑める社会にすることが大切なのである。
p.61 「俺はやっているぞ」という「後ろ姿」を見せること
p.80 「やりたい仕事、属したい組織がなければ自分でつくるしかない」
p.81 「今いる場所で、秘密結社をつくれ」
おおよそ、どのフレーズもここに示しただけでニュアンスは伝わると思うけど、文章中に出てくるこれらのフレーズは、深く頷ける内容であり、胸が熱くなる内容であり、勇気をもらえる内容だと思った。
前半のキーワードは新陳代謝、後半は地域創生学群の合言葉である「なければ、つくればよい」に通じる感じ。
そして、最後の「今いる場所で、秘密結社をつくれ」っていうメッセージからは、色んなことを受け取ることができた。
お酒を呑みながらってのもあるけど、俺はいま、興奮している。
ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!