ルポ路上生活
本について
読んだ本
読もうと思った理由
「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」という番組で紹介されていたからです。
著者の國友 公司さんは他にも、「ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活」や「ルポ歌舞伎町」といった著書があり、漫画「西成ユートピア」の原案の本を書かれている方です。
おもしろくて、どの著作も買って読んでしまいました笑
感想
ホームレス=乞食とは限らない
アフリカの人たちが、僕たちの原住民族のイメージとは異なってスマホを持ってるように、ホームレスも全員が乞食とはかぎらず、ひとくくりにできないのだと分かりました。
「あえて」家を手放した人
色々あって、いわゆる乞食になった人
同じに見えて違うのです。あえて家を手放した人もいるわけなので、ホームレス=不幸とは限らないのです。
「ホームレス」と呼んでいる限りは、解像度が低い
このコメントが印象的で、いずれはホームレスに対する世間一般的な認識の解像度が上がって、呼称が変わっていくのだろうかな、と思いました。
たとえば、家がないだけで本拠地(ホーム)があるケースもあるので、「ホームレス」ではなく「ハウスレス」や「ノマドピープル」といった感じだろうか。もしくは「路上生活」ということから、オンローダーとか?ちょっといい感じのワードが分かりませんが。。。
この一節を通じて、呼称の変化=解像度の変化であるのか、と気づくことができました。
まとめ
エンタメとして読んだので、他のいわゆる自己啓発本・ビジネス本のようなアウトプットは難し買ったですが、感想として残しました。
とりあえず、同じ国でも自分が知らない世界がまだまだありますね!
國友 公司さんの著書、どれも面白いのでぜひ!