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2021年へ向けて考えてみた

こんにちは、ITコンシェルジュ兼CEOの宇都です。

2020年はいろいろな事が変わった。コロナ禍により、世界の衛生習慣が変わった。それにより、人の行動も変わった。日本では東京オリンピックも延期になった。

ビジネスの世界では、飲食業や観光業が大きな影響を受けた。今までのやり方が通用しなくなった。反対に宅配に力を入れたところは業績が伸びている。いずれも人の行動が変わったことに対する影響だと考えられる。

では、2021年はどのように準備してどのように考えてどのように計画をしていくことがいいのだろうか?

まず考える必要があるのが、コロナ禍がすべての影響となっているのか?について自分なりの考えを持つ必要がある。

これまでの時代背景を考えたときに、2000年以降でITを中心としたテクノロジーを活用した変化が幾度となく起きている。

例えば、AppleのiPodiTunesの登場により音楽業界がCDからダウンロードの時代になった、

さらには、iPhoneの登場により携帯電話がスマートフォンに代わり、人々の生活が変わっていった。

SNSの利用がすすみ、Facebook、Twitter、Linkedinといったサービスを世界のほとんどの人が利用するようになった。それにより、いつ・だれが・どこで・何をしているか、気になる人の発言や情報を手に入れられるようになった。さらに、スマホがあればどこでも手に入るようになった。

Amazon楽天のようなネットで商品を購入できるようになり、商品の流通の基盤が各国で整備され、注文してすぐに手元に届くようになった。Amazonはそれだけにとどまらず、AWSのようなクラウドサービスを展開し世界でNo.1の企業になっていった。

GAFAといわれる超巨大企業が生まれたことで、国よりも大きな予算をもち、世界の政治、経済、人々の生活に大きな影響を持つようになった。

2010年代にAIIoTなどが叫ばれ、Bigデータを活用するサービスへの取り組みが進められた。GAFAやIBMやその他大手企業ではAI化をどんどん進め、さらに便利な世の中を築きつつある。

シンギュラリティが2045年頃に起きるといわれている。シンギュラリティとは技術的特異点のことでテクノロジーの発展でコンピュータが人間を超えるといわれている。

これらのように、2000年以降はテクノロジーの発展により様々な変化が起きている。

そういう背景を考えたときに、コロナ禍で変わったことは一つの変化点ではあるが、すべてがコロナ禍の影響での変化ではないとも言える。

では、2021年はどうか?

コロナ禍を考えると、ワクチンの接種が始まったことにより感染症としての扱いに変化が起きる。それにより、人の移動がある程度コロナ禍前に戻ってくる。例えば、海外への渡航がある程度回復してくる。ただ、コロナ禍の影響は残って、マスクや手洗いの習慣、ソーシャルディスタンスの運用などは継続されるのではないかと考える。それにより、今までとは違う形で、特に航空業や観光業、飲食業は変化しなければならない。

様々な企業がこの数年に起きていく変化に対応を迫られている。我々のほうでご支援させていただいている中小企業のIT活用についてもこれからさらに必要性が増してくるだろう。テクノロジーをいかに活用して、事業発展へと結び付けていくのか?が引き続きのテーマになる。

日本全体としては、東京オリンピックの開催が一つの節目になる。今のところ開催へ向けて選手を最優先したやり方を切磋琢磨して計画をされている。関係各位にはいち国民として感謝と応援をしたいと思う。

2021年では、働くということの意味ややり方、働く時間の考え方個人のスキルやセンスに対する価値の考え方などを再定義していくことになると思う。なので、そういったことを私自身もみなさんも一人一人しっかり考え、未来を生きる人へよりよい世界を残せるようにしたい。

私個人としては、2021年はこの数年考え実行してきたことをさらに発展させるべくITコンシェルジュとして「すべての日本企業を、テクノロジー企業にする」をテーマに一つ一つ大切に仕事をしていきたいと思う。

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