スキルとセンスの違いって!?
こんにちは、ITコンシェルジュ兼CEOの宇都です。
最近SNSに気になるワードがありました。
「スキルとセンスの違い」についてです。
始めにこのことを聞いたのは、NewsPicksのWeekly Ochiaiです。
スキルは、やり方やノウハウのことで時代によって旬のスキルがある。今だとITではデータサイエンスのスキルです。
一方で、センスとは何か?奥井さんのnoteにあるキンコメは以下です。
・スキルじゃないものがセンス
センスじゃないものがスキル
・センスは視て考える
(書生、鞄持ち、弟子入り、本を読む)
・センスは他者との争いがない、
センスはノウハウではなく、見て考えて磨いていくもの。
例えば、人間学があります。
古典の話で、論語があります。論語は孔子と弟子とのやり取りが記載されて書物です。ということは、当時実践されたことに対して孔子が説いています。内容は人間が生きていくために必要なことを弟子とのやり取りで説いているのが論語です。
ここにセンスがあるのではないかと思います。
言い方を変えると答えのないことに対する取り組みがセンスではないか?
ファッションや音楽、面白い話をするなどがセンスという話がありましたが、まさに答えのないことではないかと思います。
そういう意味では、経営も答えのない事なのでセンスが必要なのだと思います。
優れた経営者になるためには?
これも答えのないことですが、センスを磨くことが大切だと思います。
例えば、センスを磨くために普段やっていることは、「人に会いにいく」ことです。「人に会いにいく」にもいろいろとやり方があって、知り合いに会いに行く、気になる人のセミナーを聞きに行く、テレビを見る、本を読む、SNSのつぶやきをチェックするなどがあります。
そうすることで、センスあるなと思う人に自ら「会いに行く」ことでセンスに触れることができます。それを自分に置き換えて考えたり真似したりすることでセンスが磨かれていく。そんな気がします。
その中で、「会った人」の経営に対する姿勢や考え方、「価値観」に触れることでいいものは取り入れ違うなと思ったことは反面教師として心にとめます。
経営でよくあるのが自分が腹落ちする「経営理念」を持つことです。経営理念は目標ではなく目的です。自分たちのあるべき姿を哲学的に表現します。
私の会社では「徳を根本において創造しつづける」という経営理念にしています。徳=人として大切な倫理観をもって、イノベーションを続けていくことが大切だと考えたことでこの経営理念を作りました。
この経営理念もセンスだと思います。このセンスに共感できる人が一緒に仕事を続けられる人です。それだけではないとは思いますが、その価値観は重要な要素です。
これらは私なりのセンスについての理解です。
そういったセンスを磨きながらも、スキルも併せて身につけることでさらに経営が、仕事がうまくいく可能性が広がります。
今回は「スキルとセンス」について考えてみましたが、みなさんも一度自分に置き換えて考えてみてはいかがでしょうか?