Mihoyo/HoYoverseのゲームについて
こんにちは、名刀です。
さぁ、皆さん。趣味はありますか?
イラストを描く・歌を歌う・楽器を弾く・小説を書く・スポーツをする・ゲームをする、など。まぁ、どれも素晴らしい趣味だと思います。
そんな自分はというと、実はゲームが趣味の一つだったりして。なんというか、自分は今の現実世界がとても苦手で(政治・急速な発展・情報の混雑etc)、逃げ場が欲しいんです。だからこそ、ゲームが好きなんですよねぇ。
もちろん、友人と遊んだり、歌を歌うこともかなり好きなのですが、やっぱりゲームは「もう一つの世界」に入ってる気がして。なんとなーく、現実世界という縛りから解放された気がするんですよ(笑)
中でも、自分は中華人民共和国に本社を置くMihoyo/Hoyoverseさんのゲームにハマっていて(ちなみに、Hoyoverseの方はシンガポールにあるみたいです)、ご存知の方も多いと思いますが、あの「原神」の会社です。はい、そうです。ゼルダの伝説に酷似したゲーム性から、ネット上で悪い意味で騒がれていたあの原神です(笑)
まぁ、過去の話はさておき。自分はそんな「原神」に、原神というよりも、Mihoyoの強い”魅力”を感じました。で、何より彼らが描くストーリー性やキャラクターがどストライクでして、Mihoyoの他のゲームをプレイすることにしたんです。
それが、「崩壊3rd」という名のアクションゲームです。なんと言っても、終末世界という世界観に触れるのが初めてでして(笑)
いやぁ、刺さりましたね。世界観もそうですが、何よりキャラやメカニックのデザインが最高に良い!しかもストーリー性も最高!
何度も感動で泣かされました(笑)
で、何より嬉しかったのが、日本のアニメやゲームに対するリスペクトが感じられるところです。キャラの色合いや、ストーリーの根幹があの「新世紀エヴァンゲリオン」からかなりの影響を受けているのが見て取れます(ちなみに、エヴァンゲリオンとのコラボがゲーム内で行われています)。
まぁ、Mihoyoさんがまだ小規模だった頃のメンバーが、みなエヴァンゲリオンを初めとした日本のアニメやゲーム作品に影響を受けていたとのことなので、必然といえば必然かもしれませんね。
そんな崩壊3rd。実は続編があります(ちなみに前作は『崩壊学園』)。それが、皆さんも聞いたことがあるでしょう、「崩壊:スターレイル」です。コイツはやばいですよ。正直、(あまり比べたり規模がでかい発言はしたくないのですが)ソシャゲの概念を覆しましたね。そんな気がします。まず、ストーリー性は申し分無しなのですが、今度は舞台が「宇宙」になりました。まぁ、簡単にストーリーを説明すれば、「星穹列車」という銀河鉄道999みたいな宇宙を走る列車に乗って、主人公たち「開拓者」が旅に出るという感じです。
「何がそんなに凄いねん」っていう話なんですけど、ストーリーの規模がでかいので、あと5、6年でやっと話が終わるかな?っていう感じなんです。しかも、今こんだけAIが発展していて、しかもリリース当時も中々AI凄かったのに、こんな規模がでかいゲームをリリースします?普通。
何がいいたいかっていうと、間違いなくこの先AIを利用した素晴らしいゲーム達が出てくと思うんですよ。それが流行るかはさておき、それらを競合とする事を多分ほぼ間違いなくわかっていたと思うんです。それでもリリースした事に驚きでした。まぁ、正直Mihoyo/Hoyoverseならどうにかできると思いますけど(笑)
なんならAIを上手く利用してゲーム以外のものとかも作って欲しさはあります。まぁでも、彼らはゲーム業界の中でのAI関連事業に、ほんの少しだとしても参入していくでしょうね。ただ、個人的には生成AIが生み出したキャラクターをまんま使うなんて事はやめて欲しいですけど(笑)。
さて、ここまででMihoyoのゲームを熱く語って来ましたが、彼らの作品が売れている理由はなんなのでしょうか。その理由の一つに、「ジャンルの使い方」があると、自分は思ってます。
先程も話したように、Mihoyoは崩壊3rdや原神など、多種多様なジャンルのゲームを配信しています。しかも、今のところ全て無料でございます。
では、「ジャンルの使い方」とはどういう意味か説明したいと思います。例えば、「原神」のジャンルはオープンワールドという種類で、代表的なものは「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」や、「グランド・セフト・オート」などがあります。どうですか?オープンワールドゲームって、どこか共通点があるように思えませんか?そうです、飛ぶように売れたものばかりなんですよ。
じゃあ、オープンワールドの何がプレイヤーをそこまで魅了するのか。それは簡単な話で、「ゲーム内世界での自由度」にあると、自分は思っています。確かに、自分が好きな場所・好きな景色・好きな敵・好きな武器などをいつでも好きに冒険したり、倒したり、使えたりできるというのは、ゲーマーからすると、かなりの自由度があるんです。
だからこそオープンワールドの原神は、キャラデザやストーリー性を抜いて考えたとして、ジャンルだけでみても、多くの人口を取り入れることに成功したのです。
さて、その一方で、崩壊:スターレイルはどうでしょうか。スターレイルは、ジャンルを振り分けると「アドベンチャー」と「ターン制RPG」の2つになります。で、ここでキッパリと申し上げておきます。視点や界隈からの違いはあれど、ターン制RPGとオープンワールドでは、明らかにオープンワールドの方が人気だと、自分は分析しています。
しかも、スターレイルは原神のようにジャンプや飛行ができません。これによって、まず探索の自由度が下がります。しかし、それでもMihoyoは記念すべき崩壊シリーズの続編をターン制RPG×アドベンチャーのジャンルとしてリリースしました。これは、何故か。まず一つは、簡単な話で、同じ会社内のゲームが競合にならないようにです。
そして二つ目は、オープンワールドとまでは行かなくても、なかなか人気のある「ターン制RPG」というジャンルにすることで、同じ会社内のゲームとの競合を避け、より多くの人口を取り入れることが可能だからです。
さて、皆さん。少し分かりづらかったら非常に申し訳ないのですが、Mihoyoのジャンルの上手い使い方がわかって頂けましたでしょうか。
要約すると、
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オープンワールドの原神は人口も多く取り入れる事が可能であり、ガチャの課金システムによって多くの収入源となる。
そして、本腰を入れたい崩壊シリーズの開発に力を入れることができる。
そんな崩壊シリーズの新作は、オープンワールドまでとは行かないが、人気はなかなかあるターン制RPG。
そしてまた、収入源となるゲームが増え、他のゲームや企画に力を入れることができる。
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という感じです。
誤解を産んでしまいそうなので、宣言しておきますが、必ずしも原神が「崩壊シリーズの稼ぎ口に過ぎない」という話ではありません。しかも原神は、全てではありませんが、「虚数の木(崩壊シリーズの世界観に登場する要素の一つ)」を通して崩壊シリーズと概念などの共有をしている一面がありますしね。
さて、長くなってしまいましたが、Mihoyo/Hoyoverseさんのゲームの素晴らしさについてわかって頂けましたでしょうか。
確かに、今の時代、「中国のブランド」というだけでプレイしずらい面もあると思いますが、そういうことをあまり気にしないよーっていう方は是非プレイしてみてください!
では、共に楽しいゲームライフを過ごしましょう!
ありがとうございました、
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