日本刀所持にあたりよくある質問集
日本刀の所持にあたって良く受ける質問があまりに共通しているので、この記事にまとめました。
・日本刀は誰でも持てるの?
持てます。
年齢制限もありません。
・刀の所持は免許いるのでは?
いりません。
そもそも免許自体がありません。
売買される刀剣には必ず「銃砲刀剣類登録証」が付いています。
この1枚の紙を刀と共に保管しておけばそれだけでOKです。
この登録証が免許と誤解されているものと思われます。
・警察の許可はいらないの?
いりません。
刀は美術品の扱いなので、各都道府県の教育委員会が管理しています。
刀購入後は所有者変更届といって、刀の所有者が変わった事を登録証に記載の都道府県宛てに知らせる必要があるので、はがきを1枚送ります。(これは義務です)
但し刀剣店で買う場合などははがきを用意してくれるので、名前や住所などだけ書いて出すだけでOKなので誰でも出来ます。
・日本刀を持つと銃刀法違反になるのでは?
なりません。
明確に言えば「銃砲刀剣類登録証」の付いた刀であればなりません。
これは売買される刀には必ず付いているのであまり気にしなくて良いです。
(但しヤフオクなどで販売されている刀は登録証自体が偽造されている事もあるらしいので注意)
・保管にあたり金庫に入れたりしなくていいの?
刀の保管方法の決まりはありません。
変な話、家の床や机の上にポンと置いてあっても良いわけです。
但し刀身が錆びる事があるのでそれを防ぐ為の推奨保管方法はあります。
でも義務ではないです。
因みに私は部屋に飾っています。が、これも当然合法です。
・終わりに
「銃刀法」という文字の通り、銃と刀が同列に読み取れるので銃と同じくらいに厳しく規制されている印象を持たれる方が多いのだと思います。
が、実際は銃と刀で所持にあたってのハードルが全く違います。
例えば銃は所持に当たり基本18歳以上、警察署で講習を受け講習証明を貰う、精神病などないかなど医師の診断書が必要、警察による製造番号の確認、鍵付きロッカーでの保管など細かい決まりがあります。
対して日本刀は美術品としての扱いなので今回紹介したようにかなり緩いです。警察が家に確認に来ることもありません。
日本刀は実は家具を買うのと同じくらい手軽に買えます。(金銭面は置いておいて)
手続き的な意味で言えば、数分で終わるので車や家を買うよりも遥に楽です。
このように日本刀所持は実は凄くハードルが低いです。
日本刀欲しいなぁなど思っている人は、簡単に買えるよ、という事実を是非知って頂きたいです。
また初心者の方に向けて日本刀の情報を以下にまとめています。
気になる方はご覧ください。
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