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現代刀匠の川崎さん、小澤さんとグループ展をします!!(2024/1/20~1/28)

現代刀匠の川崎晶平さんと、小澤茂範さんと東京日本橋にある日本橋N11ギャラリーにてグループ展「刀からあなたは選ばれるのか?」展を開催する運びとなりました!
製作した刀展示ケース「卓上刀箱、卓上脇差箱、卓上短刀箱」をギャラリー内に壁掛け設置して、両氏の刀や短刀が展示販売される予定です。
両氏への作刀相談に加えて、勿論ケースの受注も承ります。

・両氏の刀について

川崎晶平さんは古刀のような上品な肌の出たザ・相州伝の作品を多く作られており、変化の富んだ肌を見ているといつの間にか静寂の世界へ引き込んでくれます。
相州伝が好きな方には特に刺さるはず。
最近ですと山姥切写しなども製作されていましたね。
以下は以前鍛冶場を訪問させて頂いた時に撮影させて頂いた川崎さんの御刀。
新々刀以降の相州伝作は地景の部分が白く肌立ち下品に見えてしまう物が多いような気が個人的にはするのですが、川崎さんの作は地景の部分が黒く出ておりさながら相州上工を見るようでスッと心に入ってきます。

小澤茂範さんは土置きをしないで焼き入れをする「裸焼き」にこだわっている刀匠さん。
裸焼き特有の自然な皆焼が魅力的に感じます。
特に裸焼きは刃切れ(刃に沿って垂直に入るワレのような疵の事)が出る確率が高いらしくコントロールが難しいと2年位前の高島屋の展示でお聞きした記憶があります。
今回展示されるのはそうした苦難を乗り越えた御守り刀との事ですので、ぜひその辺りの誕生ストーリーも楽しみにながら鑑賞されてみてください!
土置きをしないのでどういう刃文が付くか想像出来ないのも面白そうです。

川崎さん、小澤さん共に拵付きの短刀も展示されるようです。

尚、私の方では両氏の刀や短刀を、卓上タイプのケースに入れて壁掛け展示させて頂く予定です。
脇差用のケース(卓上脇差箱2.0)を短刀と短刀拵を横並びで展示出来る仕様も初めて展示しますので、お楽しみに!

卓上タイプのケース。卓上と題していますが壁掛けも出来ます。
尚、画像はイメージです。(霜剣堂 帝国ホテル店さんにて)


そして1/20、1/21、1/27(各日13:00~13:30)にはギャラリートークもあります!
川崎さんや小澤さんと共に展示される刀などについてお話する予定ですのでこちらも是非お越しください^^
是非色々な刀談義をしましょう~!

日本橋N11ギャラリー外観
(画像出典:Tokyo Live & Exhibits


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それでは皆様良き刀ライフを!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。


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