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「第21回 野田刀剣市」で、卓上短刀箱を展示頂ける事になりました!(2023/7/14~7/16)

今週末の7/14~7/16、ビジネスホテル野田にて美術刀剣松本さんによる日本刀の展示即売会「第21回 野田刀剣市」が行われます。
そこでなんと卓上短刀箱2.0を展示頂ける事になりました!

(画像出典:美術刀剣松本 第21回野田刀剣市


という事で本日ケースを持参し取り扱い方法などの説明へ。
親国貞(井上真改の父)の良い姿をした脇指を展示頂きました。
短刀用のケースですが全長58㎝以下の小脇差も展示可能です。

卓上短刀箱2.0
作域および銘振りから、寛永期(40代の作)と鑑せられるとのこと
小板目肌が良く詰んでいる
この辺りの肌は堀川物に似ているように感じた

匂口は締まるというよりは比較的深めの柔らかい作風でした。
小板目肌が詰んでおり、刃文は高低差があり躍動感を感じます。
志津写しを思わせる、という解説が納得出来る作です。

尚、親国貞40代の作だろうとのことで、まだ戦国の動乱が終わったばかりの時代、武士の気風は残っており、狭い部屋でもいざという時はいつでも殺傷出来るような、そんな気概をこの造り込みから感じます。
以下に音声解説などがありますが、造り込みや刀身長さについては実用面から来ているだろうとの事でした。

この刀についての詳細は以下で見れますので興味ある方は是非↓


2023/7/14~7/16、どんな短刀がこのケースに展示されるかはまだ分かりませんが、ビジネスホテル野田に行かれる方は刀箱師の展示ケースも是非ご覧になってみてください^^


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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑

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