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刀剣乱舞で学ぶ日本刀と未来展② 内覧会や初日の様子など

※本記事は行かれた方のX投稿を引用してどのようなイベントかを書いたものでネタバレを含みます。
楽しみにされている方は見ないようお願いします。

今日からいよいよ日本科学未来館にて「刀剣乱舞で学ぶ日本刀と未来展」がスタートしたようです。

それに先立ち昨日7/9に内覧会があり、特別ゲストとして現在70振近くを所有するという愛刀家ふなっしーが登場したようです。



①エントランスの様子

会場の様子についても続々とXにUPされています。
エントランスでは刀剣男士が勢ぞろいしたパネルがお出迎えしてくれるようです。



②各エリアの様子

【第1の間】日本刀ってなに

パネルを見ながら日本刀の基礎知識が学べるようです。


【第2の間】日本刀が出来るまで

日本刀は玉鋼という石ころのような鋼を熱して伸ばして刀の形にし、焼き入れをして刃文を入れてから最後研いで綺麗な日本刀にするのですが、その一連の流れをゲーム感覚で体感できるようです。

玉鋼が赤くなったタイミングで叩くゲーム。
子供も夢中になってやりそうですね。笑

なんと刀を研ぐ時の動きもやらせてもらえるようです。


【第3の間】日本刀を観察

手に持ったような感覚で刀が見えるような展示ケースに刀が展示されているようです!

こういう展示の方法は斬新でとても良いですね!
刀を手に取ってみる時もこのように刀を光源に対して傾けて鑑賞するので、手に取って見た時と近い物を感じれるのではないでしょうか。
本物の刀の迫力や美しさを間近で体験出来そうです。

そして模造刀を手に取れるスペースも。

こちらの模造刀、金属のように見えますがなんと木製のようで。
模型刀個展なども開かれている方で木で刀を作って右に出る方はいない、そんな方ではないでしょうか。
これも行ったら必ず見たい1振間違いなさそうです。
ちょっと子供達が触って破損しないかは心配ですが…。


・非破壊検査で刀の研究

このエリアでは非破壊検査を使って時代や産地、地域ごとの特性など、日本刀を調べる研究についても紹介されるとの事で個人的にも楽しみにしています。
以下のようなパネルで紹介されている感じでしょうか。
こちらは現地に行ったらじっくり見てみたい所です。



【第4の間】日本刀を体感

小さい短刀型のデバイスを持って画面の前で振って敵など倒す感じでしょうか。こちらも子供は特に夢中になりそうです。


・今剣の再現

そして個人的に気になっていた今剣(三条宗近作)の再現!(今剣は押形なども残っていないので刀匠の方が想像で製作されているようです)

作刀は石田國壽さん。研ぎは森井鐵太郎さん。
国壽さんは無鑑査刀匠である河内國平さんのお弟子さんで、過去には「エヴァンゲリヲンと日本刀展」へ出品されたり、最近ですと「三日月宗近 生ぶ復元プロジェクト」で真打と影打を作刀されている刀匠さんです。

今回の今剣は三日月宗近の復元を通してためた知識や経験を活かして國壽さんの考え抜いた今剣のカタチが再現されているようです。
肌立った地鉄に解説を見ると直刃を基調として二重刃などが掛かっているらしいです。
三日月宗近の打ちのけなどは健全な時はもしかすると打ちのけ同士が繋がって二重刃のようになっていたかもしれず、この辺りをもしかすると予想して作刀されていたりするのでしょうか。(あくまで個人的な予想です)
是非直接拝見したい1振です。



③終わりに

どうやら体験型が多めの展示だそうで、1人でも楽しめる内容で1時間半ほどで全部周れるそうです。
ただ物販列は例の如く?凄まじいらしいので行かれる方は注意された方が良さそうです。

7/14までは日時指定制のようですので入れない事はないと思いますが、7/15以降の土日はかなり混みそうでちょっと怖いですね…。
子供の自由研究にもピッタリそうで夏休みは子供達でも賑わいそうです!


今回も読んで下さりありがとうございました!
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それでは皆様良き刀ライフを!

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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

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