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ライトセーバー日本刀「来人勢刃」
2017年、一風変わった日本刀がお披露目されたのをご存じでしょうか。
その名も「来人勢刃(ライトセーバー)」。
映画スターウォーズ最後のジェダイの公開に合わせて発表された刀です。
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作者は25代兼房刀匠(加藤加津雄氏)と26代兼房⼑匠(加藤正文実氏)、つまり親子による合作刀です。
私が本格的に刀にはまる前の2017年に岐阜県関市の関鍛冶伝承館にて展示されていたようですので直接拝見した事はないのですが、この存在を知った2018年時から1スターウォーズファンとしてもとても感動して深く記憶に残り続けています。
刀身約75cm。
青く光っている部分は樋に「カシュー漆」などを使って鮮やかな青色を出しているとのこと。
もともとスターウォーズのジョージルーカス監督は黒澤明映画を愛してやまない事は有名で「隠し砦の三悪人」の太平と又七をモデルに、R2D2とC3POを作ったといいます。
それだけにこの日本刀とのコラボは一ファンとして感慨深いのです。
因みに私は個人的にライトセーバーも好きで、知る人ぞ知るであろうマスターレプリカ社のライトセーバーをその昔バイト代を貯めて買ったりしていました。
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因みに。
どこまで興味がある人がいるかは分からないのですが、私の知る限り最も精巧なライトセーバーを手作りする方が以下の方。
以前本気で買いたいと何度も思いつつ値段面で断念。(2022.7.13時点で約80万円)
しかしこれは本当に素晴らしい出来なので興味ある方は動画だけでも是非。
…と話が脱線したのですが、それだけライトセーバーに愛着があるので、この日本刀の「来人勢刃(ライトセーバー)」が発表された事を知った時の興奮は凄いものだったのです。
さて今この刀は一体どこにあるのでしょうか。
是非実物を拝見したいですが、展示など流石にもうされていないですよね。
ご存じの方いらっしゃいましたら是非情報を頂ければ嬉しいです!
このような日本刀を現代流にアレンジする試みは平成や令和の時代だからこそ出来る事で、日本刀に興味をもつ入口も増えますしもっともっと増えてほしいなと影ながら願っています。
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それでは皆様良き御刀ライフを~!
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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)
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「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。