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どの刀展示ケースにもコンセプトと思い入れを強く持って作っています

最近刀展示ケースmokuが完成したばかりだったので、mokuの事ばかりツイートしていましたが、他の刀箱シリーズや、卓上シリーズも随時改良しています。
例えば明るい部屋で反射しづらいmokuの低反射ミュージアムアクリルが評判良いですが、最近刀箱のアクリルにも低反射フィルムを貼り付ける事が可能になりました
これによりmokuと近い感じで映り込みが少なく刀を鑑賞出来ます。

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↓After

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以下がmokuです。

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mokuのほうが映り込みが無いように思えるかもしれませんが、背景の色が黒か木かというのも大きな違いと思われます。
基本的に背景が黒でシンプルな方が反射が目立ちます。

卓上シリーズも初期はライトが電池式だったのをコンセント式に変える事で電池交換が不要になり、光の色もオレンジや白とボタンで切り替えが出来るようにしました。
光も刀身に満遍なく当たるように改良しています。
その他にも、フロントに通常のアクリルを使っていたのを傷が付きにくいアクリルに変更したりと見栄えは変わりませんが、使用面での改良を地味に重ねています。

↓before

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↓After

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細かすぎるので詳細は書きませんが構造の部分にもテコ入れをしています。
例えばドアを開閉しやすくするために動作部のクリアランス(隙間)を1㎜変えるなどの変更など。
見た目は変わりませんが、使いやすくなっているかと思います。

上記のように個人的にはmokuだけに力を入れているという意識はあまりなく、それぞれの展示ケースの改良を同時に進めたりしています。
なのでどのケースが古いとかは無い、です。
ただ機能面の充実度などはコンセプトごとに分けています。
機能の充実度でいえば「刀箱シリーズ>moku>卓上シリーズ」のような感じです。卓上シリーズが機能不足かというとそういう事ではなく、保管と鑑賞の最低限の機能を残してなるべくコンパクトにしています。


・それぞれのケースの良さを一言で表すと

個人的には以下みたいなイメージでいます。

刀箱シリーズ:贅沢。これ1台あれば家で美術館クラスの鑑賞が出来る。地鉄を見るライトと刃文を見るライトの切り替え機能や収納などの機能も充実

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刀箱漆1

細かな機能は以下にまとめています。


moku:モダンな部屋にもインテリアとして合わせやすい。檜の匂い最高。檜が調湿してくれる。

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卓上シリーズ:ちょっとした場所に置けて保管も出来る。リモコンでライティング調整でき調湿材も入。

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という事で製作期間や材料費によりケースに値段差はありますが、どのケースにもコンセプトと思い入れを強く持って作っています。
値段が違うから手を抜くなどは一切ありません。
それぞれのコンセプトの中で最善の形を目指しています。
明日7/31から8/2まで小田急新宿11階にてこれらのケースを展示していますので、是非実物を見に来て頂けると嬉しいです^^
他にもこんなケースがあると良いな、などといった意見もありましたらどしどし言ってください~!


今回も読んで下さりありがとうございました!
面白かった方はハートマークを押してもらえると嬉しいです^^
記事更新の励みになります。
それでは皆様良き御刀ライフを~!

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