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今に伝わる いにしえの技(現代刀職展) 後編

9/5~10/18に刀剣博物館で行われている現代刀職展「今に伝わるいにしえの技」を観てきました。
展示品全ての写真を載せていますので、職人探しの参考にどうぞ。
写真が多い為、前編と後編に分けています。(今回は後編)

前編 「作刀、研磨の部」
後編 「刀身彫、白鞘、刀装、彫金、柄前、白銀の部」
(※私が見に行ったのは前期展示なので、後期展示の写真はありません。)

前編は以下からどうぞ。


①展示品リスト

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②刀身彫の部

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・薫山賞

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・努力賞

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③白鞘の部

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・優秀賞

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・努力賞

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④刀装の部

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・日本美術刀剣保存協会会長賞

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・優秀賞

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⑤彫金の部

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・無鑑査

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・薫山賞

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・優秀賞

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・努力賞

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⑥柄前の部

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・無鑑査

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・日本美術刀剣保存協会会長賞

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・優秀賞

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・努力賞

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⑦白銀の部

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・無鑑査

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・優秀賞

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・努力賞

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⑧特別出品

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・終わりに

今回掲載した写真を見て分かる通り、日本には素晴らしい技術を持った職人さんが沢山いらっしゃいます。
SNSをやっている職人さんは知る機会がありますが、やっていない方の存在を知れる機会がほぼありません。
存在が知られないと仕事の依頼も入りづらくなります。

日刀保や全日本刀匠会などは、職人を紹介するようなまとめサイト(そこから直接職人に連絡が取れる)など作るなどもっと個にフォーカスを当てた紹介をしていくか、
まとめサイトと言わないまでも現代刀職展図録の電子書籍化でも良いので、何かしらWEB経由で職人を探せるようにして頂けると嬉しいです。
(そんな事すると現在仕事がツテで充分に入っている職人は更に忙しくなる、という意見がもしあれば、まとめサイトの職人欄に「現在一般からの製作を受け付けていません」と一言書けば良いだけなので)

少し話が脱線しましたが、
今回の現代刀職展は職人さんと作品を同時に知れる機会です。
刀を作ってもらいたい、拵えを作りたい、はばきを付け替えたい、白鞘を新調したい…そんな悩みがあれば是非今回の展示会に足を運んでみてください。
好みの職人さんが見つかればコンタクトを取って見るのも良いかもしれません。

・今回の展示会で残念に感じた事

ただ1つ、ある無鑑査刀匠の作に鍛え割れなど欠点多々含む刀があったのが個人的に残念でした。
人の作をとやかく言う権利は無いですが、無監査という称号で出す以上その称号の格を落としてはいけないと思うのです。
はっきり書くと、注文打ちであの刀を渡されたら受け取りを拒否するくらいに嫌な気持ちになります。
誰も本人には言わないのが怖い所ですが、皆が感じている事と思います。

私はこのような職人には絶対に注文しません。
他の無監査の方の作は、(無鑑査になっても)作品を追求し続けている姿勢が伝わってきますし、勿論作自体も素晴らしい物でした。
そんな事もありその一振が異様に目立っている状況です。
作品にはその人の仕事に対する姿勢が表れていますね。

是非見に行かれる方は自分が仕事を頼むなら、というシビアな目で見てみても良いかもしれません。
今回の展示会で私も刺激を沢山頂けたので、刀の展示ケース作りについて、これからも刀を如何に美しく安全に飾れるかを追及し続けようと思います。

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前編(作刀の部、研磨の部)は以下からどうぞ。


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それでは皆様良き御刀ライフを~!

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