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【日本刀】乾燥期の保管時の注意事項
いよいよ冬になり乾燥する時期となりました。
この時期は日本刀の保管や取り扱いにあたり少し注意事項があります。
①鞘は入るところまで
以下までしか入らないようであれば無理に押し込まずそこでやめてください。無理に入れると鞘が割れる可能性があります。
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②立て掛けるなら柄は下向き
地震などを考えると転倒の危険があるのでなるべく寝かして置いておいた方が良いと思いますが、スペースなどの都合でやむなく立てかけて保管している方は、柄が下にくるように置きましょう。
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写真(左)の様に柄が上になると、刀身の重みでどんどん鞘に入りこんでしまい抜くのも大変になりますが、最悪鞘へ負担が掛かりすぎて割れる可能性があります。
写真(右)のように置くと白鞘の重量分しか掛からないので、鞘が抜けなくなることがありませんし、鞘に負担が掛かりません。
これは刀の運搬時も同様です。
運搬などに適したケースは以前以下にもまとめているのでもし良ければ参考にされてください。
③刀身が抜きづらい場合
乾燥した時期は刀が特に鞘から抜きづらい時もあると思います。
そんな時は切先側を持って茎を抜く時と同じように手の甲あたりを叩くと抜けます。
(赤矢印の方にピョンと飛び出すので、鞘を寝かし過ぎないように注意)
また、白鞘が奥もしくは手前方向に倒れていると刀身が抜ける際にヒケが付く可能性もありますので気を付けましょう。
刀屋さんの受け売りですが、是非お試しください…!
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④こんな時も注意
あとこれも刀屋さんから聞いた話ですが、車の助手席に刀を置くとエアコンの風が当たって鞘が直ぐ割れてしまうらしいです。
車に積む際は荷台や後部座席などエアコンの風が直接当たらない場所に平置きしておくと良いでしょう。
という事で今回は乾燥する季節の刀の取り扱い、保管時の注意事項でした。
今回も読んで下さりありがとうございました!
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それでは皆様良き刀ライフを!
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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)
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