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名古屋刀剣博物館(メーハク)について
本来は2020年6月に開館予定であった名古屋刀剣博物館(通称メーハク)。
コロナの影響で開館が延期となり残念がった方も多いのではないでしょうか?(私もそのうちの1人)
最近まで動向を知らなかったのですが、先日山田銀河さんという方が広報活動を始められたようで、既にTwitterなどでは館内の様子なども見る事が出来ます。
いよいよ開館が近づいてきたか?
という事で、今回はメーハクについてまとめます。
①名古屋刀剣博物館(メーハク)とは?
コンセプトは「誰もが楽しめる日本文化との出会いの場」
日本の2大コレクターの1人である東建コーポレーションの社長さんが、名古屋市に開く予定の日本刀専門の博物館です。
運営は「刀剣ワールド財団」となっており、名品を中心に約500振を所蔵。
館内は最大200振の刀が展示可能で、それ以外にも甲冑が50、浮世絵150を常設展示出来るとの事です。
2020年5月には建物は完成済みのようです。
(画像転載元:https://www.meihaku.jp/photo-gallery/photo-construction/#group-1)
(画像転載元:https://www.meihaku.jp/facility/)
(画像転載元:https://www.meihaku.jp/facility/)
(画像転載元:https://www.meihaku.jp/photo-gallery/photo-construction/#group-4)
(画像転載元:https://www.meihaku.jp/facility/)
(画像転載元:https://www.meihaku.jp/photo-gallery/photo-construction/#group-6)
・フロアマップ
(画像転載元:https://www.meihaku.jp/facility/)
②場所(アクセス)
名古屋刀剣博物館 名古屋刀剣ワールド
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3丁目35−43
最寄り駅は「伏見駅」か「大須観音駅」。そこから徒歩約10分とのこと。
③開館時間や入場料など
※2020/12/27時点で、開館日はまだ未定です。
(画像転載元:https://www.meihaku.jp/access/)
④広報担当?山田銀河さんの登場
いつ開館か?
これについてはまだ未定なのですが、先日動きがありました。
東建コーポレーション社長室の山田銀河さんが、つい先日からTwitterを始められたのです。
名古屋刀剣ワールドスタッフの山田銀河です。
— 山田銀河(名古屋刀剣ワールド) (@gy_meihaku) December 25, 2020
日本刀の初心者が初心者なりに勉強したことを、博物館サイトにて「山田銀河の日本刀紹介」という記事にして書いています。https://t.co/WzBBcYvrzw
Twitterでは日々の学びや博物館の開館に向けた業務について発信しますので、フォローお願いします! pic.twitter.com/iH0gyxlbTK
・山田銀河さんとは?
1991年生まれ(29歳)の東大院卒で現在新卒4年目、2018年12月より刀剣ワールドのサイト企画や、開館予定の博物館に関する業務に従事されているようです。(以下サイトより一部抜粋)
刀についての勉強は始めたばかりとの事ですが、好きな刀は「直ぐ刃っぽいもの」と既に玄人感が!
直ぐ刃は刀に詳しくない方からすると単調に見えてつまらないらしく、慣れてくると刃中の中に変化を見つけるようになるので楽しめると。
そう刀屋さんはよく言っておりました。
個人的には疲れている時は騒がしくない直ぐ刃の方が見ていて落ち着けます。
来や粟田口はその最高峰とされています。(以下の画像は粟田口吉光)
(画像転載元:https://yuhindo.com/awataguchi-yoshimitsu/)
以下の様な開館に向けたツイートはこれからもあると思いますので、
気になる方はフォロー必須ですね!
先日、日本照明学会の照明普及賞に応募する写真を撮るために、刀を少し並べました。出したままだとメンテが大変なのでこの後しまいました。 pic.twitter.com/uFFZqdvJj8
— 山田銀河(名古屋刀剣ワールド) (@gy_meihaku) December 26, 2020
また、ブログもやられています。
⑤終わりに
個人的にメーハクが良いなと思う所についてですが、「刀を持てる鑑賞会が定期的に開催される」ことです。
実際に刀を手で持つことは、ハードルが高く多くの人は気軽に体験できることではありません。(まぁ気軽に持てても危ないのですが)
ですが、メーハクでは以下の学習室で定期的に「刀剣鑑賞会」を実施する予定らしいです。
(画像転載元:https://www.meihaku.jp/facility/)
しかも刀剣ワールド財団は名品を多く所蔵しているので、鑑賞会ではこれらの名品が出てくることも予想されます。(所蔵刀は以下から検索できます)
こういう経験をさせてくれるところは東京にもある(日刀保の刀剣博物館)のですが、ここは歴史が古くベテランの方も多いので初心者の方は比率で言えば少ないです。
それに対してメーハクはこれから開館するので、若い方の参加が中心になると個人的には予想しています。
初心者の方が多ければ、学芸員の方も解説はそのレベルに合わせてする事が出来るので、学びやすい環境は整えやすいと想像できます。
そういう事を考えれば、もしかすると初心者向け、中級者以上というように分けて開催される可能性もあるかもしれません。
色々な境遇の人が刀に触れるチャンスが増えると言うのはとても魅力的に感じます。
刀剣乱舞や鬼滅の刃が刀に興味を持つきっかけになるのだとすれば、本物の刀を感じたり知るきっかけを提供できるのはこういった鑑賞会だと思います。
色々な事を書きましたが、今回結局のところ言いたい事は一つだけ。
「山田銀河さんの環境が最高すぎて羨ましい!」
もし私が東建コーポレーションの社長室に入ろうものなら一日中刀を見て刀の話しかしないので恐らく仕事になりません。笑
一つ難点としては見ていて欲しくなっても買えない所が辛いですね^^;
今回も読んで下さりありがとうございました!
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それでは皆様良き御刀ライフを~!