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海外の方が主催する刀鑑賞会へ突撃

今日は海外の方が主催する刀鑑賞会へ参加させて頂きました。
私も幾つか持参し車で向かう事に。
横浜から埼玉まで片道2時間ほどの小旅です。

展示刀は前半後半で分かれ、計16振程並びました。
相州行光や長谷部国信、左安吉、粟田口、綾小路、来国光、兼光、真長、真守、福岡一文字、金剛兵衛、金房などなど。
とはいえ時間の都合上私が拝見出来たのは前半の10振ほどで後半は見れず。
兼光や真守など見ておりません。
是非拝見したかったのですが残念です…。

特別重要刀剣の長谷部国信。
生ぶ茎在銘。彫もしっかり残るほどに健全で皆焼の刃文は唐柏を連想させます。
個人的には盛光あたりとの繋がりも垣間見えるような…。
尚、唐柏の他に太刀の在銘で残っているのは本作とあともう一振のみ?


刀装具も様々な物が沢山並びました。
鉄鐔もありましたが、町彫などの色の付いた物が多かった印象です。
金無垢の鷲の目貫や古美濃鐔など個人的にツボでした。

刀で言えば古刀、とりわけ相州や山城伝が人気な様子が伺えました。
刀を見て目を見開き興奮する様子は世界共通です。
英語はあまり上手く話せませんでしたが、もっと自然に会話出来るようになるともっともっと楽しめそうで英語力を身に付けたいと改めて感じました。(chat gpt4oで英会話練習するしかない…)

海外の方が主催する刀鑑賞会に参加させて頂くのは今回が初めてでしたが、支部の鑑賞会などと大差はなく、どちらかというともう少しフランクな感じで和気あいあいと楽しむ、しかしルールはしっかりと、そんな印象の鑑賞会でした。
もしまた機会があれば是非参加したいです。

私も数振持参しましたが、中でも綾小路をとても褒めて下さり嬉しかったです。
1人凄く気に入って下さった方がいて「売る気はないの?笑」という質問も。
「not for sale.笑」とお断りしましたがそう言って下さるのは嬉しいですね!


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それでは皆様良き刀ライフを!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

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