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今後製作予定の刀展示ケースについて

展示会や日頃の問い合わせなどで「こういうケースが欲しい」という要望を結構頂くので、今後作っていこうと検討している展示ケースがどんな物があるかを書いていきます。
これらは必ず作るという事ではなく、作るにしても1~2年は恐らく掛かってくる話である事はご了承下さい。
刀展示ケースを検討中の方にとって最適な展示ケースを選ぶことが出来るように少しづつラインナップを増やせていければと思っています。

①鐔展示ケース

前々から話に出していますが、鐔の展示ケースを作る予定です。
壁掛出来るものにする予定です。
なかなか着手出来ていませんが、これは確実に作りたいと思っています。


②卓上脇差箱

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卓上刀箱(全長1154mm)と卓上短刀箱(全長534mm)の中間に位置するサイズの脇差箱(たぶん全長800mm位)。
今までは大は小を兼ねるという意味で、脇差も卓上刀箱に納める想定で製作していました。
脇差をお持ちの方も将来的にもしかしたら刀を購入されるかもしれません。
その時に両方飾れるようにしておいた方が良いと考えた為です。

刃長50~60㎝位の脇差であればそれでも良いのですが、刃長40㎝以下の脇差を卓上刀箱に飾るとどうしても左右の空間が広すぎてバランスが悪くなってしまう。
かといって卓上短刀箱に飾っても窮屈になってしまう。
現状刃長40㎝程の脇差を丁度よく飾るケースがラインナップとしてありません。実際に要望も一定数あり、これはいずれカバーしなければならないと考えています。


③拵と刀身が飾れる卓上展示ケース

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現状上の刀箱で拵えと刀は飾れるのですが価格も高いので、機能は卓上シリーズをベースに費用を抑えて拵も飾れるものを作りたいと考えています。
但し、拵も飾るとなると奥行を多めにとらなければならず、コンパクトにまとめられるかという問題もあります。
名前は卓上としていますが、壁掛け専用になるかもしれません。
作り始めると課題が多そうです。
がどんな物が出来るか面白そうなのでやってみたい。


④刀展示ケースmokuの短刀版

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この展示ケースの短刀版を作りたいと考えています。
でも優先順位は今のところ低いのでいつになるか分かりません。


⑤終わりに

現在製作が立て込んでいる事もあり、なかなかこれらの新しい事にチャレンジ出来ていません。
しかし展示会やHPのお問い合わせから要望も結構な数を頂いているので、「こういった事を考えていますよ」という事をお伝えしたいと思い書かせて頂きました。

またそれとは別に現状の展示ケースも日々改良を加え続けています。
作った時点では出来る限りの事をしたつもりでも時間の経過と共に改良点が見つかる場合もあり…ご理解頂けると嬉しいです。
(改良した段階で販売価格を上げていますので、先に購入頂いた方が損しないようにしています。また先に購入された方の物で使用上問題があるというわけではありません。使用上問題がある場合は状況によって対策品送付などサポートさせて頂きます。)

急いで色々な方向に手を伸ばし過ぎるのは良くないと思っています。
もし問題が発生した際に原因の究明や対策に時間が掛かったり、収拾が付かなくなる事態は避けなければならない為です。
1から作るよりも、1から作ってきて5にしてきた物をベースに作り始めれば1~5で発生した問題は回避する事が出来る、そんなイメージでしょうか。
その為、今後も新しい事をするにしても改良を続けている展示ケースをベースに挑戦していく形になると思います。
刀身を守るという意味でもそれが個人的には良いと考えています。

製作の時間をどう使っていくかはこれからの課題です。
なるべく早くこれらを作っていけるよう頑張ります。

刀とくらす_1


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