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「刀剣と岡山を知る展」に行ってきました!

2022/2/19~2/21の期間で東京新橋の「とっとり・おかやま新橋館」で開催されている「刀剣と岡山を知る展」に行ってきました!
しかも会場は全て撮影可!(本記事への掲載許可も頂いております)

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安東貿易さんによる刀の展示即売も行っていました。

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安東貿易さんといえば、Youtubeで刀剣チャンネルをやっている事をご存じの方は多いかもしれません。
数多くの刀が楽しめるので私もよく拝見させて頂いています。

【 刀剣チャンネル 084 】特別重要刀剣 太刀 助次(備中国古青江)日本刀 YouTube動画 Youtubeより)


①岡山から安藤広康刀匠が!

そしてなんと岡山から安藤刀匠が来ていて銘切実演を行っています。
安藤刀匠は優れた刀剣を作刀するだけでなく、刀剣インフルエンサーとしても有名なのでご存じの方も多いはず。

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今回は安藤刀匠の短刀が4振展示されていました。
有名な景光の白山権現の写し短刀も!

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②会場の様子

会場はこのようにずらっと刀が並んでいます。
目と鼻の先に刀が並んでいるので刀好きな方にはたまりませんね^^

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③展示刀一部紹介

・吉光(前田家伝来)

Twitterでも話題になっていた前田家伝来の吉光。
本当に唐突にありました。
場所でいうとここに。笑

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まさに唐突な遭遇。距離がとても近いですが流石に触るのはNGです。

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(上の白い線は傷ではなく、天井が反射しているだけです)


・古墳時代の刀

これまた滅多にお目にかかれない古墳時代の出土刀。まさかこういった物まで展示されているとは想像していませんでした。

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・備前国則包作

大太刀でとても大きく、そして素らしい反り姿をしている。

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説明書きを読んでみてもこの則包はとてもロマンがある。
武家政権の最初の記録とも評される「吾妻鏡」に源頼朝が永福寺を建てた時の奉納刀として納められたものと年期が一致するとのこと。
なぜこれだけ健全な状態で残っているかと言えば、その鞘の構造にあるのかもしれない。

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入れ子鞘になっており、白鞘を入れる白鞘があるようなイメージだろうか。
外側の白鞘に漆を塗る事で桜島の亜硫酸ガスから刀身を保護していたというのである。

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・上杉家伝来の薙刀

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こちらの拵はもとは戦後アメリカにあったようだが、とても乾燥する地帯であったために表面の漆がひび割れていたらしい。
それを持ち帰ってきた時に修復、現在の姿になっているとのこと。


・長船康光

個人的に今回ツボだったのはこの康光。
映りが立ち、刃も丁子風で力強い。
室町時代の姿は鎌倉期の小型版というイメージがあり、姿もとても好き。

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・肥前国住藤原忠広

こちらも地刃共に冴えて、とても分かりやすい美しさを備えていた。
まさに新刀の魅力に思う。

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④終わりに

この展示会は「とっとり・おかやま新橋館」の2階で行われていました。
1階には岡山の物産品が沢山売っています。
1つなんと198円でこうゆう綺麗な畳縁(畳の端に貼る布)も買う事が出来ます。とても丈夫な布で出来ていて、それでいて色々な柄もあり、何かに使えそうな感じしかしない。
新橋は行きやすいのでまた近くに行った折には寄ってみようと思います!

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展示会は本日までですが、お話を聞いた所また定期的にやろうと考えているとの事ですので、今回行けなかった方は是非また次の機会に行かれてみてはいかがでしょうか^^


今回も読んで下さりありがとうございました!
面白かった方はハートマークを押して頂けると嬉しいです^^
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それでは皆様良き御刀ライフを~!

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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

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「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

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