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フジテレビ「Mr.サンデー」に出演しました!撮影の裏話など
昨日4/18放送のフジテレビ「Mr.サンデー」に5分ほど出演させて頂きました!
動画本編↓
初となるテレビ出演、活動を続けてきて良かったと心底感じました。
その後問い合わせも結構頂き、改めてテレビの凄さを感じています。
次に繋がりそうな事もいくつかありますのでこれからが楽しみです。
今回は番組ではカットされた話など、撮影裏について書きました。
テレビ見てくださった方ありがとうございました🙇♂️
— 刀箱師 | 中村圭佑 | 展示ケース作家 (@katana_case_shi) April 18, 2021
刀にはまって刀の展示ケースを作る人になりました!
刀の良さを広めたく毎日ブログやSNSで発信してます。
刀所持に免許は要りませんし、家の中で刀を見る事も何ら違法ではないです。
刀は絵と同じく美術品で愛刀家は刀を大事に扱ってます#Mrサンデー pic.twitter.com/Ha8WEvfahQ
番組で何を話していたかなどはこちらから見れます。
①テーマは「推し活」
今回のテーマは「推し活」。
私は「刀」が推しなわけですが、それがどう生活に絡んでくるのか。
そのあたりを特集した番組でした。
他にはプロレス推しの方、さつまいも推しの方、共通するのは推しがある事で人生が少し豊かになるということかなと^^
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50387315/picture_pc_e519d5ecbbaf97fc35d536de6fc9b595.png?width=1200)
②番組でカットされた部分の話
5時間撮影があり、使われたのは5分なのでかなりカットされていますが、他にどんな事を話していたのかなど。
・刀そのものについて
刀好きな人は刀のどこを見て楽しんでいるのかとか、姿は時代によって変わる、刃文や地鉄の話、所持刀の話、初期刀購入の話などなど、書ききれない位に話しまくりましたが時間上カット。
多分視聴者置き去りにするのでしょうがないですね。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50415677/picture_pc_8d8226b4dc74d05442a3c7bc187387bd.png?width=1200)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50415221/picture_pc_89499be609f9f83241e4244435af558b.png?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50415304/picture_pc_2868404f1e27cf9ec19cea97109cd0c6.png?width=1200)
・刀の所持について
刀は免許不要で代わりに登録証が必要という話、登録証は刀を買う時は必ず付いてくるのでそれを共に保管していれば所持する事は違法ではない、また銃のように明確な管理方法が決まっているわけでは無く、当然家で鑑賞する事も問題ないし登録証を携帯していれば持ち運びも出来るなどなど。
これは世間に誤解が蔓延しているので是非とも流してほしかったですが残念ながらカット。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50415831/picture_pc_4632f9c0a380205710186b0a689011d2.png)
(画像転載元:http://www7b.biglobe.ne.jp/~osaru/touroku.htm)
・製作している展示ケースについて
刀の展示は照明が命なので、如何に刃文と地鉄を見やすく作るかを熱弁していたのですが、そのあたりのケースの機能の話などは全カット。
確かに大多数の人には興味ないのでしょうがない…。
後は卓上刀ケース、卓上短刀ケースも結構時間かけて撮影頂いたいのですがカットでした。そこに飾った注文打ちの刀の話や、娘の御守刀を製作してもらった話、などなどこちらも全カットでした。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50416299/picture_pc_79cb498b55289fb40e999784ae08aa74.jpg?width=1200)
![刀箱漆1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50416345/picture_pc_043a5946d34ca3f90bb40bd8a3fa1477.jpg?width=1200)
尚展示ケースについては以下から製作依頼を受け付けています。
・刀の本が楽しい話
結構夜な夜な鑑刀日々抄とか昔の本を眺めたりしててその本のどこがおもしろいのかなど熱弁していたのですが、そのあたりも全カットでした。
くぅ~、伝わらないか!刀剣書の楽しさが!!
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50416590/picture_pc_ca5387509e07481fd58a39b6e20ccc0f.jpg?width=1200)
・刀屋さんで名刀を鑑賞させて頂いた話
鎌倉時代のうぶ在銘というもの凄い名刀だったのです…
正直撮影してるのを忘れる位素晴らしい刀。
推しとかでは無く、刀を前にして平伏すほどの作。
凄い拵えまでセットで出して頂いて。
その刀や拵えを見ながら刀屋さんが特徴とか見方とか丁寧に教えてくれていたので刀好きにはたまらない内容だったと思うのですが、こちらもカット。
刀の細かい話まで入れてしまうと尺に納まらなかったのかもしれません。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50415270/picture_pc_899bcf3bf6a27c8c769967d6342a5509.png?width=1200)
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50417962/picture_pc_09132383752b1eed62645f0719ce203a.png?width=1200)
因みにこの名刀は4/30~5/5の霜剣堂の展示会に並ぶかもしれないので気になる方は見に行かれてみても良いかもしれません。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50417488/picture_pc_6debf50a764fa74478d782a9cff8483d.png)
(画像転載元:霜剣堂HP)
③終わりに
撮影はこんな感じで行っていました。(掲載許可済み)
刀についてはあまり詳しくないそうですが、以前撮影された経験もあるとの事で、刀の特徴を伝えるとそこに合わせてすぐ撮影されていました。
流石プロカメラマンの方達です。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50418655/picture_pc_d39c943cf4b1739756d090ef49d929ce.jpg?width=1200)
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50418530/picture_pc_a1ae71e412898d0661bbdc95ed0c4599.jpg?width=1200)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50418625/picture_pc_19efc95cc4f9ddf2eaa7f24e1d55c4f8.jpg?width=1200)
地景や刃の働きが良く映っているのが分かります。
そして一番驚いたのがディレクターの方の熱量。
何となく撮影って1回で終わるなんて思っていたのですが、こういうシーン欲しいので追加で撮らせて頂けないかという依頼が別日で4回位ありました。カメラ持って5分だけ撮影して帰られた事もありました。
その為だけに有名人でもない素人の所まで来るのは本当に凄いです。
今回のテレビ出演での一番の収穫はテレビに関わる方の作品にかけるこの「思い」の部分を見れた事が一番だったかもしれません。
この姿を見て、私も今製作中の刀展示ケースの作り直しを決めました。
やばい、凄い良いアイデアが思い浮かんだ。
— 刀箱師 | 中村圭佑 | 展示ケース作家 (@katana_case_shi) April 13, 2021
日本らしい洒落た展示ケースが出来るかもしれない。
設計もほぼ終わり大詰めまで制作していたmokuシリーズ。
全部一からやり直そう。
製作に携わる人にはようやく最終段階まで来たにも関わらず本当に申し訳ないけれども…
心の中でどこか妥協(本心ではイマイチと思っているのに無理やり形に)している部分がありました。
しかしこれは後で確実に形になって表れてきてしまう。
やはり自分でも最高に欲しい物を形にしないと他の人の心に響かせることは出来ない。
番組も完成した物を見ると素人目で非常に軽微な追加撮影に思えた部分が番組の大切な役割を担っていました。
流石プロの技です。
実に学ぶことの多い撮影でした。
本当に感謝です。
今回も読んで下さりありがとうございました!
面白かった方はハートマークを押してもらえると嬉しいです^^
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それでは皆様良き御刀ライフを~!
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50418858/picture_pc_8d5cb399d0e721d4f5f8019b5887c84a.png?width=1200)