「日本刀の匠展」に行ってきました。 in明治神宮宝物殿
本日、現在明治神宮で行われている「日本刀の匠展」に行ってきました。
①明治神宮宝物殿までの道中
原宿が最寄りかと思いきや、原宿からだと20分ほど歩くとの事前情報で、「北参道駅」から歩いていきました。
明治神宮まで徒歩5分くらい、境内を5分位歩くと会場である宝物殿に着きます。尚「参宮橋駅」や「代々木駅」からも近いようです。
②大正10年当時の雰囲気をそのまま残す館内
③気になった展示品など
・刀身
今回の展示は大正10年の館内という事でスポットライトがありません。
昔ながらの蛍光灯の白いライト下ですので、美術館などで見るような刃文鑑賞は難しいのですが、地鉄は良く見えます。
日本刀の表面に現れた模様(地景)の違いが楽しめる貴重な展示であるように思えました。
蛍光灯でも実は映りが見えますのでその辺りも楽しめるかと。
・刀身彫刻
・押形
押形は刀の刃文をスケッチしたものです。
刀を手に持ち、ライトにかざした際に見える様子を表現して描かれているので、日本刀を手に持った事が無い人にも、もしかしたらイメージが伝わりやすいかもしれません。
刀身に現れた映りなども描かれるので刀の覇気が紙越しに伝わってきます。
・鐔
・拵
次は春日大社の宝物である菊造腰刀拵の模作。
各所に四分一の筒金や、象牙?、柄には木地をそのまま使うなど、様々な素材感を感じられる腰刀拵で、写真では分かりづらいがとても洒落ていた。
こういう拵とても作りたいです。
・白鞘
④物販など
会場では物販コーナーもありました。
現金のみなので買う予定のある方は少し多めに現金を持っていくと良いと思います。1万円あればアクセサリーなど大体の物が買えた記憶です。
私も記念にカタログを購入。
⑤終わりに
現代の刀職の方の技術と、重要文化財に指定されている建物の昔を感じる雰囲気、それらが合わさる事で普段美術館などではなかなか味わう事の出来ない厳かな空気感を楽しめました。
「日本刀の匠展」は11/20までです。
11/18~11/20に大刀剣市もあるので、合わせて行かれてみても良いかもしれませんね!
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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)
「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。